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AWSとは

AWS Translateとは

AWS Translateの特徴

ニューラル翻訳機能
AWS Translateは、ニューラル機械翻訳というシステムを採用しているという特徴があります。 ニューラル機械翻訳というのは、機械学習の一つであるニューラルネットワークを適用した翻訳システムのことです。ニューラルネットワークは、人間が実際に翻訳した文章から学習していくので、自然かつ正確な翻訳が可能となります。 また、使用すれば使用するほど、システムが文章や言葉のニュアンスを学んでいくため、より使いやすくなっていくのです。言語特定機能
AWS Translateには、言語特定機能が搭載されているという特徴があります。 言語特定機能を使うことによって、言語コードが無かった場合も、文章の入力だけで言語を自動で特定してくれるのです。言語コードとは、文章で使われている言語の指定したコードを指します。 言語特定機能があることで、このような小さな手間を省くことが出来るようになるのです。カスタム用語機能
AWS Translateには、カスタム用語機能の利用が出来るという特徴があります。カスタム用語機能を使うことで、翻訳の際に特定の業界やジャンルで使用される専門用語や固有名詞の設定を自由にすることができます。 この機能を使用することによって、Amazon Translateでの通常の翻訳とは関係無く、設定した専門用語や固有名詞が、翻訳をされた文章にそのまま適用されます。 ちなみに、設定した専門用語や固有名詞は作成した際に暗号化されるので、作成をしたユーザーのみがアクセス出来る形となります。 なお、カスタム用語は製品名やブランド名などの固有名詞をリストへと限定して使う必要があります。そしてカスタム用語は大文字と小文字の区別がされるので、登録する時はそれぞれの登録が必要となります。 また、登録をした用語に訳語を複数設定することは出来ません。そして訳語に適さない言語が一部あるため、単語の形が大きく変わる場合が一部あるので注意が必要です。リアルタイム翻訳
AWS Translateには、リアルタイム翻訳が可能であるという特徴があります。文章の入力をすると同時に、指定した言語へと翻訳してくれるのです。 この機能を持つAPIを使うことで、外国語のチャットを一瞬で翻訳し、カスタマーサポートへと役立てているという企業もあります。組み合わせて使えるAWSサービス

Amazon Polly
AWS Translateと組み合わせて利用することの出来る主なサービスに、Amazon Pollyというものがあります。Amazon Pollyとは、文章を音声へと変換することの出来るサービスです。 翻訳したテキストを使って読み上げることが出来るので、話すことが可能なアプリケーションを作成することが出来ます。Amazon S3
AWS Translateと組み合わせて利用することの出来る主なサービスにAmazon S3というものがあります。Amazon S3とは、データの取得や格納を行うことの出来るオブジェクトストレージです。 これを使うことで、翻訳したドキュメントのリポジトリの作成をすることが出来ます。リポジトリというのは保存庫という意味です。AWS Elasticsearch
AWS Translateと組み合わせて利用することの出来る主なサービスにAWS Elasticsearchというものがあります。 AWS Elasticsearchとは、ログ分析やクリックストリーム分析、アプリケーションのモニタリングなどのユースケース向けである、オープンソースの検索及び分析エンジンのことです。 クラウド業者がコンピュータの運用に関する作業を行い、利用者に適応しながらAWS Elasticsearcを使うことによって、多言語検索の作成が出来ます。Amazon Lex
AWS Translateと組み合わせて利用することの出来る主なサービスにAmazon Lexというものがあります。Amazon Lexというのは、アプリケーション用の対話型インターフェイスのことです。 多言語を用いたチャットボットや、音声とテキストを使って多言語の対話をすることの出来るインターフェイスを作成することが出来ます。AWS Translateの料金

まとめ
