キャリアアップ転職ってどうなの?気を付けること5つや面接時の質問例をご紹介

 
  

‘SE’ ‘left’ ‘就職時の面接と違って、もっと難易度の高い質問をされそうでかなり不安です。’]
‘PM’ ‘right’ ‘転職時の面接では、前職の退職理由と転職してどうしたいのかというイメージがかなりポイントになっていきます。’]

そもそもキャリアアップとは

キャリアを向上して実務に反映していくことをキャリアアップと言います。最初から誰もが認めるキャリアを保有している人材はいませんので、実務経験のなかで徐々に概念を向上させていく作業とも言い換えられます。

今あるキャリアを向上させることで社会的な信用がつき、ハイレベルな仕事を受けて高い報酬を得ることも可能です。まずは、自分自身が持っているキャリアについて自己分析してみることも重要な作業と言えるでしょう。

男性・女性を問わずにいきなり実現を望もうとすれば、ほとんどのパターンにおいて失敗が生じますので、必要に応じてキャリアアップを進めていく方法が安泰です。

決して難しいことではありませんので、徐々に実践を試みながらそれぞれのキャリアアップを成功させましょう。

キャリアアップとスキルアップの違い

スキルアップは労働者の実務能力を向上させることを指し、キャリアアップは職種・立場が変わって肩書が向上し労務内容に変化が生じることを指しています。

「スキルとは、鍛錬によって向上できるもの」と言われているため、アップさせるための行動をスキルアップと呼んでいます。例えば、入社直後は顧客とのコミュニケーションが上手にできなかった場合でも、年々繰り返すことで対応に慣れてくる現象を指します。

つまり、5年前や10年前と比べて何も変わっていなければ、それはスキルアップとはならず「能力の維持」という表現が当てはまります。

会社勤務では、個々それぞれのペースや素養はあれども、時間と共に誰もがスキルアップしていけるため、労働者自身も意識しながら実務に取り組みましょう。

キャリアアップのために転職するメリット

現在の職場で考え方・行動を変えて行うキャリアアップもありますが、現状を一気に変えて心機一転することでハイレベルな仕事へ取り組める点は、転職しないと実感できないキャリアアップのメリットです。

ただし、時期によってもキャリアアップで感じられるメリットは異なります。異業種へ転職するキャリアアップ方法は環境を一新できるうえ、能力さえ備わっていれば働きやすい現実を簡単に手に入れることが可能です。

また、資格を取得して能力を活用できる職場へ転職すれば履歴書へも加筆できるうえ、働き方次第で年収も上がることがあります。タイミングの環境さえ整えば、大手企業へ勤務して今までよりも働きやすさを感じたキャリアアップができるでしょう。

キャリアアップのための転職で気をつけるべきこと5つ

これからキャリアアップしたいために転職する場合に、把握しておくとよい注意点が5つあると言われています。とくに初めてキャリアアップを試みる人は、事前に理解しておくと転職活動を失敗せずに完結できるでしょう。

ご覧いただく注意点のそれぞれの意味を理解して、本当の働きやすさを手にすれば30代をはじめ、40代や50代からでも働く面白さを体感できます。ぜひ5点の注意事項に目を通して実践し、夢のキャリアアップを実現させましょう。

気を付けるべきこと1:軸を明確にする

転職理由はさまざまですが、自分の考え方の軸を明確にしてからキャリアアップできる環境をしっかり構築しましょう。

自分に嘘をつくことは控え、ぶれない軸を持ち続けて転職活動すれば、キャリアアップが実現しやすくなります。例えば「次の職場では営業で誰よりも集客して信頼を得たい」などの確固たる軸を持って転職に臨めば、企業も期待を寄せて応援してくれるでしょう。

ただ、今のキャリアを活かせる転職でなければ意味がありませんので、キャリアチェンジしてしまうと軸の保有が困難となるパターンもあるため要注意です。

気を付けるべきこと2:自分に合った企業探しをする

転職時の志望動機はさまざまですが、基本として軸があり、自分が納得できる企業選びも肝要です。現在のキャリアがあるからこそ自分に最適だと納得できる企業探しをして、素晴らしいキャリアアップを実現しましょう。

例えば、現在介護職をしている場合、金融機関へ転職しても大きなキャリアアップは難しいでしょう。現在のキャリアとは全く関係ない企業へ転職してしまうと、過去に培ってきた考えや実務が活きてこないパターンが多いです。

また、子持ちの人や地方在住では最適な企業探しが難しいケースもあるため、詳しい人に相談するなどしてから、今までのキャリアを十分に活かせる企業探しを進めてみてはいかがでしょうか。

気を付けるべきこと3:条件にこだわりすぎない

給与・有給休暇・福利厚生の内容など、あまりにも細部の条件に固執したままキャリアアップをしたいと考えても、現実問題として不可能なケースが多いです。

労働者は好条件のなかで勤務したい気持ちが高いですが、企業ごとに方針が存在しています。例えば、経理の求人を見つけて好条件だと感じても、過去に営業で働いた経験しかなければ能力不足な人材が多い傾向にあるため、仮に転職は実現してもキャリアアップは難しいでしょう。

社会での労働は、自分勝手な好都合ばかりが実現するわけではありませんので「企業の方針ありきで自分がキャリアアップできる」という基本概念を理解したうえで、転職を検討していきましょう。

気を付けるべきこと4:スキルアップを怠らない

転職した後もスキルアップする意識と行動を忘れないで持ち続けましょう。

キャリアアップしたくて転職する場合、入社後も努力を惜しまずに働ける環境を維持しておくことが重要です。「転職さえできれば自分だけが有利になる」という思考では、順風満帆に勤務し続けることができません。

とくに新卒後の経年が浅い状態では陥りやすい思考ですので、結婚生活と同じように初めの頃の気持ちを継続したまま行動を進め、なおかつスキルアップできる精神を体得しておくことが労働者の基本です。

気を付けるべきこと5:企業のニーズを把握する

キャリアアップしたい人は、転職後に企業が求めている事柄を理解して実践していきましょう。

元来より人間は怠け癖があると言われていますが、企業のニーズを認識したまま労働できる人材はキャリアアップが実現しやすいでしょう。漠然と労働するよりも高い意識を継続して持ち、なおかつ結果を出せる人材がキャリアアップできない理由は見当たりません。

企業が求める業績を出し、そのうえでキャリアアップできない場合には再度転職を検討して、確実なキャリアアップが実現できる企業探しを改めて行いましょう。

エンジニアの転職面接でよく聞かれる質問例8選

キャリアアップするべくエンジニアへ転職する際、面接官に聞かれやすい質問が8つあると言われています。IT業界へ転職する場合には、面接でよく聞かれることを理解し、事前に答えを準備しておくと安心できる求職者が多いのではないでしょうか。

初めてIT企業へ転職する人は、落ち着いて面接応対ができるようにしておくことも社会人としてのマナーです。エンジニアとしての素養はもちろんですが、面接時の対応力もキャリアアップと無関係ではありません。

せっかく素晴らしいスキルを備えていても、面接でしっかりとした対応ができなければ不採用になってしまうことさえあります。

面接当日を清々しく迎えるためにも、事前にIT企業から問われるよくある8つの質問について把握しておきましょう。

質問例1:前職でどのような業務に携わっていましたか

転職後に適材適所で働いて欲しいため、企業が面接で志願者に聞く質問です。畑違いの職業では企業も育成にリスクを生じることが多いので、志願者がどういった職歴を経てどのようなスキルを備えているのかをあらかじめ理解しておきたい企業が多いでしょう。

質問例2:転職・退職理由を教えて下さい

この質問は、前職の退職理由と同じ理由で退職する可能性があるのかということと、人柄を知るという意図があります。回答する際は、ポジティブな内容を心がけて、入社したいという意欲につなげて、伝えましょう。

質問例3:マネジメント経験はありますか

今までに仕事の管理や経営の経験があれば、転職後にエンジニアとしてのスキルアップが可能な優れた人材と想定できるため、面接時に問われることがあります。

企業がことあるごとに業務指導をせずに済むとなれば、仕事の進行が快活です。そのため、過去にマネジメント経験があれば、採用後は実務がスムーズに完結できると考えられるので質問されることがあります。

質問例4:今後どのようなキャリアを考えていますか

転職した後のあなたが考えるキャリアプランや、組織にどうやって貢献するのか具体的にイメージできているのかを確認するための質問です。転職後にどんな目的をもってどういうスキルを獲得して、それを組織にどういう実績を残すのかを具体的に伝えましょう。

質問例5:仕事でのやりがいはなんですか

あなたが今までやり遂げた仕事でどんなことにやりがいを感じるのかを確認することにより、面接官は自社で活躍できる人材なのか見極めようとしています。回答する際は、転職した後の業界でやりがいを感じられると思うことを客観的に伝えましょう。

質問例6:この業界(会社)に入ろうと思ったきっかけを教えて下さい

他業種からの転職だった場合、なぜこの業界に入ろうと思ったのかという、そのきっかけを確認することで、あなたが仕事に対する興味の度合いや熱量を見極めようとしています。

回答する際は、身近にあるきっかけからその業界の将来どうなるかを想像して、あなたは組織でどうしたいと思ったのかを丁寧かつ簡潔に伝えましょう。

質問例7:メンバーとの接し方に心がけていることはありますか

あなたのコミュニケーション能力があるかを把握したいための質問です。エンジニアとしての労務は実作業のみではなく、社内メンバー間でのコミュニケーションができなければ支障が生じかねませんので、転職活動中の面接で企業から問われることがあります。

質問例8:営業経験はありますか

顧客ともコミュニケーションができる人材なのかを知るために面接官からあなたへ行う質問です。エンジニアとして営業を行う企業もあるため、過去に営業経験があれば採用したいと考える会社もあります。

エンジニア作業員の求人ではなく、マルチタスクをこなせる人材を求めているIT企業に多い質問と言えるでしょう。

転職以外にキャリアアップをする方法

キャリアアップを望んで転職した後でも意識の継続をするための方法があります。

転職すれば、誰でも自然にキャリアアップするわけではありません。社会で働きキャリアアップするということは、それ相応の努力をしながら時間も割いて学習していくことが重要であり基本です。

自分自身が求めるキャリアアップと企業が求めるキャリアアップにズレが生じないためにも、いつでも仕事への高い意識を保持する思考が必須です。

転職後には一旦落ち着いた時間を設け、キャリアアップへの意識が高まった時点で実行動へと移っていければ最善ですので、無理のない方法を自分で選択し自然なキャリアアップを目指して、仕事を楽しめる環境を自分自身で確立していきましょう。

会社の勉強会やセミナーに参加する

セミナーで優秀な人の話を聴くだけでもスキルアップが図れます。自分にはないスキルを備えている人物の話や仕事への考え方を学ぶことで、本を1冊読破したことと似通った時間を過ごせるでしょう。

実際に仕事で成果を出してきた人物のセミナーでは、リアルな話が聴けるので失敗談や成功事例も聴くことができ、20代後半や新卒者はもちろんですが、30代や40代、または50代の人でも参加して学んでいます。

また、成功者には特有の思考があるため、経験が浅い人が参加することで転職後もキャリアアップしていける可能性が高まるでしょう。漠然と労働するよりも実績のある人の話を聴けるチャンスがあれば、ライブで話を聴いて自分の仕事へ落とし込むことも可能です。

ぜひとも転職後のキャリアアップを実現するべく、セミナーへ参加して有意義な時間を過ごしてみましょう。

会社の制度を利用する

非正規雇用として転職する場合、企業によってはキャリアアップを促進するために助成金制度を設けていることがあるので、活用できるか調べておきましょう。

正社員化・人財育成・処遇改善という3コースがあり、「正社員化コース」の場合には1人当たり最大72万円、1事業所あたり年間で最大1440万円が助成されることになります。ただし条件があるため、適合していなければ助成金を受け取ることはできません。

各都道府県の労働局へ作成したキャリアアップ計画書を提出して、労働局長の認可が下りれば受け取れる助成金です。

詳しいことは労働局やハローワークに問い合わせれば、自分自身が適合するかの判断が可能ですので、転職後のキャリアアップの一助として把握しておきましょう。

‘SE’ ‘left’ ‘キャリアアップ転職になってくるともっとハイレベルな回答が求められそうですね。’]
‘PM’ ‘right’ ‘はい。ですが面接の基本となることを忠実に守って回答することがまずは第一となります。’]

キャリアアップのための転職には自身のスキルアップや会社選びが重要

転職後も努力してスキルアップしていくことにより、おのずとキャリアアップへと連動していくのが社会の通例ですので、仕組みを理解して自分に合った企業探しを実践するのも重要なスキルです。

「給料が高い」「休みが多い」「仕事が簡単そう」といった短絡的な考えでは、転職後にスキルアップ・キャリアアップもできないでしょう。やはり、自分自身に高い労働意識が基本としてあり、そのうえでよい企業とのマッチングが実現しなければ夢は叶いません。

多くの企業が存在している日本社会ですので、まずは職種から絞ったり条件で絞ったりして、納得できる職場探しを十分な時間をかけて進めていくことも重要です。

棚から牡丹餅という事例はありませんので、まずは自分自身がスキルアップする行動を継続することで、やがて視野が広がって素敵な企業との巡り合わせがあるでしょう。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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