プログラマーにメリットとなる資格とは?4つのエンジニア系列に分けご紹介

 
  

[add_dialog_balloon ‘SE’ ‘left’ ‘プログラマーにメリットとなる資格には、どのようなものがあるのでしょうか?’]

[add_dialog_balloon ‘PM’ ‘right’ ‘必ず資格が必要というわけではありませんが、スキルを証明するために持っておくことがおすすめです。’]

そもそもプログラマーに資格は必要?

プログラマーになるために、必ずしも資格を取得する必要はありませんが、就職・転職をする際には取得しておいた方が企業に実力を提示できるため有利になることが多いです。あくまでもプログラマーになるために必要なのはプログラミングに関わる知識やスキルです。プログラミング言語や言語ごとの特徴を生かして、最適な仕組みを構築できる能力があれば、プログラマーになることは可能です。

プログラミング関連資格を取得するメリット

プログラミング関連の資格も、TOEICや簿記のように膨大な時間を試験対策に当てる必要があるため、あなたが本当に取得すべきかをよく考えてから勉強を始める必要があります。以下では、プログラミングの資格の取得をすることで得られる3つのメリットを紹介します。特に企業への就職を考えている方は、資格は客観的な能力の証明になるので、ぜひ参考にしてください。

メリット1:対外的にスキルを証明できる

先述の通り、プログラマーになるためには必ず資格を取得しなければいけないわけではありません。そのため、スクールに通うなり独学でプログラミングの学習を進め、実務でも通用するスキルを手に入れることは可能です。しかし、プログラマーやITエンジニアとしての就職を考える場合には、プログラミング言語や、職種に応じた資格を取得しておいた方が、より確実に能力の証明ができるようになります。

メリット2: 関連知識を体系的に習得できる

独学では自分で書籍を選んで、学習を進める必要があるため、学べる内容はあなた自身の判断に依存します。周囲にプログラミングに詳しい人がいて、アドバイスを受けながら教材を選んで学習を進められれば問題ありません。それができない場合には、資格試験対策用に販売されている教材やスクールに通って、必要な内容を網羅的に学習した方がより確実に合格できる可能性が高まり、実務に必要な知識ももれなく学ぶことができます。

メリット3:目標の設定によりモチベーションを向上できる

資格試験を受験する場合は、試験日が明確に決まっているので期限を設けてプログラミングの学習を進めることができます。特にプログラミングスクールのカリキュラムであれば、試験対策ができ、他の受講生とのグループワークができることもあります。また、通学型のスクールに通う場合には他の受講生との交流もあり、一人独学でプログラミング学習を進めるよりもモチベーションを維持しやすくなります。

それぞれの必要性の高いプログラミング資格

ここからは、就職・転職市場でもニーズが高く、面接官からの評価に繋がりやすいプログラミング関連の資格を紹介します。Webプログラマー・アプリエンジニア・インフラ系エンジニア・ネットワーク系エンジニアの4つに分けて、各ジャンルで取得すると良い資格とその内容を紹介します。あなたが関わりたい分野の関連資格について、取得すべき資格の内容を抑えておきましょう。

Webプログラマーを目指す方にオススメのプログラミング資格

まずは、Webプログラマー系のプログラミング資格です。Webプログラマー向けの資格は、Java・PHP・Rubyなどのプログラミング言語を使用する能力を測る試験です。一般消費者の目に触れることが多いWebサイトについて、デザインをしたりサイト上の仕組みを構築したりする能力を身に付けることができます。

Webプログラマーとは

Webプログラマーとは、ECサイト・オウンドメディア・特設サイトなど、クライアントの要望や勤務する企業の戦略に応じてWeb上のサイトを作る仕事です。サイトの作りによって閲覧者の見やすさ・使いやすさなどが変わり、サイトからの成約率や売上も変わることがあるため、Webプログラマーの役割は非常に重要です。この見出しではそんなWebプログラマーを目指す方が取得すべき3つの資格を紹介します。

Javaの資格を取りたい方へ「Oracle 認定 Java資格」

Java関連の資格では「Oracle 認定 Java資格」がおすすめです。「Oracle 認定 Java資格」の認定資格は、下位の資格から「Bronze」「Silver」「Gold」という3つの認定資格に分かれていて、下位から順に取得していくことで、簡略化されたコードの作成・並列処理プログラミングなどを可能にします。Bronzeの試験は受験資格などがないので、受験したい時に自由に受けることができます。

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験は、Web関連のプログラミングでよく使用されるプログラミング言語PHPの使用能力を測る試験です。現在は「PHP5」と「PHP7」の2種類の仕様に関する試験と、ウェブ・セキュリティ基礎試験、WordPress対策の試験が行われています。試験対策としておすすめの認定スクールや、認定教材である『初めてのPHP』なども紹介されているので、下記のHPも参考に試験対策を行うことをお勧めします。

Ruby技術者認定試験

「Ruby技術者認定試験」は、Rubyというプログラミング言語を使用してシステムの設計・快活・運用・コンサルティングなどを行う能力を測る試験です。「Silver Version」「Gold Version」という2つの試験があり、前者はプログラミングの文法・組み込みライブラリ・オブジェクトに関する技能や知識、後者ではその他に実行環境・オブジェクト指向といった内容が出題されます。

アプリケーションエンジニア系のプログラミング資格

次は、アプリケーション開発エンジニアを目指す方向けのおすすめプログラミング資格です。「アプリ」と聞くとスマホ上で使用するアプリを思い浮かべる方も多いですが、実際にはWeb上で使用できるサービスや、各企業が抱える課題を解決するシステムなども「アプリ」と呼ばれます。ここではアプリを開発するエンジニアの仕事内容と、アプリケーションエンジニアを目指す方におすすめの2つの資格を紹介します。

アプリケーションエンジニアとは

「アプリケーションエンジニア」とは、クライアントや自社の戦略に応じてシステムの設計・プログラム(コード)の作成する職種です。企業ごとに実際の業務は異なり、開発以外に保守・運用・改善等まで担当することもあります。その他、プログラミングを行う上では依頼者の要望をヒアリングする必要もあるため、営業担当者と共にクライアントとミーティングを行い細かい仕様についてディスカッションすることもあります。

システムアーキテクト試験

「システムアーキテクト試験」は、情報システムやIoTに関する技術を使用して、依頼者が求める仕様に必要な要件を定義し、コードの設計・開発などを行う能力を測ります。この試験は、実際のプログラミング(開発)に加えて、システム内容を決定する能力や、設計した仕様について協業者に適切な指示を与える能力も身に付きます。

Android™技術者認定試験

「Android™技術者認定試験」は、Googleが開発したモバイル端末用のOS「Android」に対応したアプリの開発能力を測る資格試験です。「アプリケーション技術者認定試験」「プラットフォーム技術者認定試験」という2つの試験それぞれで、「ベーシック」「プロフェッショナル」の2つの階級があります。

インフラ系プログラマーのプログラミング資格

次は、インフラ系プログラマー向けのプログラミング資格を2つ紹介します。会社の社内システムの根幹に関わる業務に当たることが多いので、その仕事の責任や求められる能力も高い水準となります。ここではそのインフラ系プログラマーの仕事内容と、おすすめの2つの資格を紹介します。

インフラ系プログラマーとは?

インフラ系プログラマーとは、企業内で使われるIT技術を使用したシステムが稼働する前提となる、サーバーやネットワークの構築・運用を行うプログラマーのことです。インフラ系プログラマーが関わる仕事は、クライアントや自社の業務全体を管理していることが多い管理システムが、正常に稼働する前提になっているため、高度な知識と開発・運用能力が求められます。

サーバーエンジニア向けの資格

サーバーエンジニア向け資格は、「OS関連」と「ネットワーク関連」があります。「OS関連」はMCP・LPICの2つがあります。前者はマイクロソフト社製の商品に対応したプログラミング能力の証明、後者はオープンソースOSのLinuxを使った開発能力の資格です。「ネットワーク関連」の資格にはシスコシステムズのサービスを使った技術認定試験のCCNA(Cisco Certified Network Associate)があり、こちらは需要が大きなシスコ社の製品を使った開発能力を証明できる、ネットワーク界で最も有名な資格です。

データベースエンジニア向けの資格

データベースエンジニア向けの資格には、基本情報技術者試験、データベーススペシャリスト試験、ORACLE MASTERの3つがあります。基本情報技術者試験は幅広エンジニアに取得が勧められています。データベーススペシャリスト試験では、情報を管理するデータベースの設計・開発・運用などのスキルが証明できます。ORACLE MASTERは、世界トップシェアを誇るオラクル社製品を使用した開発・管理能力を学べます。

ネットワークエンジニア系のプログラミング資格

次はネットワークエンジニア系のプログラミング資格です。現在IT技術の向上や5Gの登場による通信量の増加などから、社内ネットワークの設計・管理・運用能力を持つ人材への需要は、今後も継続的に高まると言われています。この見出しではネットワークエンジニアの仕事内容と、ネットワークエンジニアを目指す方におすすめの資格について紹介します。

ネットワークエンジニアとは?

ネットワークエンジニアとは、社内やクライアント企業などの業務を管理するオンラインシステムが稼働するネットワークの設計・開発・管理・運用・保守などを行う技術者のことです。仕事をする上では依頼者が求めるシステム要件を正しく理解し、ベターな仕組みの構築を行い、ネットワークやプログラミングの専門家ではないクライアントに対してわかりやすくプレゼンする能力が求められます。

ネットワークエンジニア向けの資格

おすすめ資格には基本情報技術者試験、ITパスポート試験、ネットワークスペシャリスト試験、CCNA、CCNPがあります。ITパスポート試験では開発能力と経営戦略に関する知識も学べます。ネットワークスペシャリスト試験は、基本情報技術者試験の応用編で開発チームの責任者としての能力が身に付きます。CCNAとCCNPはシスコ技術者認定の1つでシスコ社製品を使用したネットワーク構築・管理などの能力を測れます。

プログラマーになるために覚えておくべき心構え

プログラマーになる上で、仕事内容やコミュニケーションについて理解しておく必要があります。プログラミングの世界は常に新しい技術が開発されるため、継続的な情報収集が必要です。また長時間労働も頻繁に起こることや、休日の進捗確認も必要であるため、これに耐えられるかをよく考える必要があります。そして、チームで仕事をする事が多く、チーム内での報連相やクライアントとの会話も必要になります。

Web業界への就転職・キャリアアップを成功させたいと考えている方へ

プログラマーは「人手不足」「高収入」といったことを聞き、これからプログラミングを学習する方も多いと思います。こうした方は今の仕事と並行してプログラミングや資格試験の勉強をすると思います。そうした転職やエンジニアになることを目指した学習において、知っておくべきことを4つ紹介します。

日本初そして日本唯一のWeb専門スクールインターネット・アカデミー

Web系のプログラミングを学ぶ場合には、Web専門のプログラミングスクールである「インターネット・アカデミー」がおすすめです。1995年に創立された同校では、Webデザイン・プログラミング・マーケティングの3つのコースが用意されています。プログラマーとしての就職を目指す場合にはプログラミングコースやWebデザインコースを受講しましょう。

社会人でも勉強したい!働きながらWebプログラミングスクールに通う方法

社会人がプログラミングを学習する場合、スケジュール管理が課題です。転職や社内で使えるプログラミング知識を身につける場合には、プログラミングスクールに通うことが想定されますが、通学型のスクールに通う時間がない場合はオンラインスクールを活用しましょう。オンラインスクールであれば、通勤帰宅時に講義を受講し、仕事終わりにカフェに寄るか、帰宅後にPCで開発演習をすれば、スキマ時間を使って学習が進められます。

口コミの評判が良いWebプログラミングスクールの共通点

口コミの評判が良いWebプログラミングスクールには、卒業生の実績・充実した就職や転職支援・レスポンスが早いといった特徴があります。良いプログラミングスクールでは、卒業生の就職・転職先の実績が明記されており、それらの卒業生の声として就職・転職活動のためのフォロー制度が整っていることも上げられます。また、問い合わせに対してレスポンスが早いことも、入学後のサポート体制を伺う1つの材料となります。

【Java研修】Javaの資格試験対策を企業研修で行うメリット

Javaの研修を企業研修として行うメリットは、社員全体のITリテラシーの向上・理解度や役職者ごとにレベルを変えられることです。社内研修なら、まったく知識がなかったJavaについて、全社員に一定以上の知識を与えることができ、会社全体のITリテラシーは向上します。また、研修する機関によっては社員の理解度に応じてカリキュラムが変更可能で、理解度別・役職別にあなたの会社に必要な研修を受けることもできます。

[add_dialog_balloon ‘SE’ ‘left’ ‘プログラマーに転職するためには、職種に応じた資格を持っておくといいのですね。’]

[add_dialog_balloon ‘PM’ ‘right’ ‘そうですね。時間も費用もかかるので、何を学ぶべきなのかしっかり選びましょう!’]

就職活動や転職活動における自らのアピール材料としてプログラミングの資格を活用しよう

この記事ではプログラマーとしての就職・転職活動を考えている方向けに、資格を取得するメリットやおすすめの資格、そしてプログラマーとして働く上で理解しておくべきことなどを紹介しました。プログラミング学習には少なくとも5〜10万円以上の費用がかかり、実務で役立つ知識が身につくまでには最低でも3ヶ月以上の時間がかかるので、本当に学ぶべきかよく考えた上で学習を始めましょう。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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