2020/12/18

エンジニアとして成長するための方法14選|成長できないエンジニアの共通点とは?

 
  

わたし、エンジニアとしてなんだか行き詰まりと感じていますが、これからどうすればいいでしょうか。
それはもしかすると、新しい知識を取り入れていないとか、苦手なものをそのままにしているのではないですか。

成長できないエンジニアの共通点とは

成長できないエンジニアの共通点にはどのようなものがあるのでしょうか。これからエンジニアとして成長するための方法14選、成長できないエンジニアの共通点について紹介していきます。成長意欲があるエンジニアの方はぜひ参考にしてみてください。

成長できないエンジニアには、新しい知識を取り入れていないこと、苦手をそのままにしていること、などの共通点が見られます。

新しい知識を取り入れていない

成長できないエンジニアの共通点として新しい知識を取り入れていないことがあげられます。新しい知識を取り入れていないと、エンジニアの経験が十分でも、持っている技術や知識が古くなってしまいます。

その時使っている技術が、その後数年で一気に様変わりすることも多々あります。後から入ってきた新人に先を越されてしまうということにもなるので、自分の成長曲線を意識するように、新しい知識を増やしていきましょう。

苦手をそのままにしている

苦手をそのままにしているというのも成長できないエンジニアの共通点にあります。苦手な技術について理解することを避けていればできる仕事も限られてきます。

IT業界は常に進化しているため、新しい言語や技術は登場していきます。得意不得意はあるにしろ、苦手をそのままにしている人が生き残っていくほど甘い業界ではないでしょう。エンジニアとして成長するためには、苦手な分野でも時間をかけて習得していく姿勢を持ちましょう。

エンジニアとして成長するための方法14選

エンジニアとして成長するためには、目標の設定・資格の取得・新しい情報を取り入れる・わからないことを質問する・失敗を恐れない・アウトプットの機会を設ける・他のエンジニアに向けて発信・フィードバックをもらう、など多くの行動が必要になります。

全ての方法を実践するのは大変ですが、今すぐ取り入れられることがあれば少しずつ習慣化させていきましょう。

成長する方法1:目標を設定する

エンジニアとして成長する方法として1つ目は、目標を設定することです。何の目標も設定していない状態であれば、成長する力があってもどの方向で進んでいけばいいかわからず無駄な時間を過ごしてしまうこともあるでしょう。目標設定によって、成功への道筋が見えてきます。

目標は遠くを見据えたもののほうが良いですが、1年後の自分、3年後、5年後など段階ごとにリアルな目標にしていくと達成しやすいでしょう。

成長する方法2:勉強をする

エンジニアとして成長する方法として2つ目は、勉強をすることです。エンジニアとして勉強することは、自分自身のスキルアップのためにもなりますし、チームの開発で必要なことでもあるでしょう。

身に付けている知識が多いほど引き出しも多くなり、業務において問題への解決方法を柔軟に発見できます。

自身のスキルアップのため

勉強をする意味としては、自分自身のスキルアップのためにもなります。エンジニアはスキルを売り物にしている実力主義な職種です。スキルアップをしていくことで自分の市場価値を高める効果があります。

会社の普段の業務をこなしているだけでは、大幅なスキルアップとはいかないでしょう。エンジニアとして活躍していくためにも、継続的な勉強は欠かせません。

チームの開発で必要なこと

エンジニアが勉強することは、チームの開発で必要なことでもあります。会社の規模やプロジェクト内容にもよりますが、一人で全部開発するという場面は少ないでしょう。

チームメンバーと開発するので、チームで開発するための技術を身に付けるために、自分が不足している知識に対して勉強は必要になります。

できること以外やらない、という姿勢では任せられる内容は限られてしまうため、扱いにくい存在になってしまうでしょう。

成長する方法3:資格を取得する

エンジニアとして成長する方法として3つ目は、資格を取得することです。エンジニアでは、インフラエンジニアやネットワークエンジニア、サーバエンジニアなど、さまざまな職種がありますが、それぞれの職種に特化した資格を取得することでスキルの証明になるでしょう。

エンジニアの資格には、基本情報技術者試験・応用情報技術者試験・マイクロソフト認定試験、などがあります。自分の状況に応じて資格取得を考えてみましょう。

勉強会に参加する

エンジニアとして成長するための方法として、積極的に勉強会に参加してみるのも良いでしょう。勉強会に行くことで新しい知識を得ることができますし、刺激を受けモチベーションアップにも繋がります。

5分間の短い時間で発表するライトニングトークなど発表形式の勉強会では、エンジニア同士の交流機会にもなるでしょう。発表する経験にもなるので、プレゼンが苦手なエンジニアの方にもおすすめです。

成長する方法4:新しい情報を取り入れる

エンジニアとして成長する方法として4つ目は、新しい情報を取り入れることです。IT業界は常に目まぐるしく進化しているといわれています。そこで生きるエンジニアにとって、新規情報は技術力の維持、向上において必須的な行動といえるでしょう。

自分の知識が古くなっていないか確認する意味でも情報に対しては、常にアンテナを張っておく必要があるでしょう。

成長する方法5:わからないことを質問する

エンジニアとして成長する方法として5つ目は、わからないことを質問することです。仕事ができないと思われたくない気持ちから、わからないことを質問しない、わかるふりをしてしまうことはありませんか。わからないことをそのままにすると何の知識も身に付きません。

わからないことがあれば、その場で疑問をぶつけて解決できるようにしましょう。果敢に挑戦していく精神がエンジニアの成長として大切な姿勢になります。

成長する方法6:失敗を恐れない

エンジニアとして成長する方法として6つ目は、失敗を恐れないことです。わからないことをそのままにしないことと似ていますが、できそうなことだけやっていても自分のできる仕事の幅、技術力は向上しないでしょう。

失敗しそうなことから逃げていては今の地点から成長はできません。自分の仕事が完了したら、別の作業もやらせてほしい気持ちを上司に伝えてみても良いでしょう。失敗を恐れずに挑戦する気持ちを大切にしましょう。

成長する方法7:何でもとりあえず自分でやってみる

エンジニアとして成長する方法として7つ目は、何でもとりあえず自分でやってみることです。今の時点で満足しているとその先の成長はないでしょう。

安定を好むことは悪い事ではありませんが、実力主義で生きるエンジニアにとって成長こそ、その先の安定を勝ち取るために必要になります。興味のある技術、新規プロジェクトがあれば参加したいと手を挙げてみましょう。経験不足でも、助っ人として参加できることがあります。

成長する方法8:アウトプットの機会を設ける

エンジニアとして成長する方法として8つ目は、アウトプットの機会を設けることです。アウトプットとは、学んだことを形として生み出し、発信することです。

アイデアや意見を自分の中だけに置いて置かず、ブログやTwitterなど発信を利用してアウトプットしていきましょう。外に吐きだすことで、同じエンジニアの人から意見をもらえたり、新しい知識を見出していく手立てにもなるでしょう。

成長する方法9:他のエンジニアに向けて発信する

エンジニアとして成長する方法として9つ目は、他のエンジニアに向けて発信することです。他のエンジニアに定期的に情報交換する場を持つことで、現場で働く人の生の声を聞くことが可能です。

仲間がいると感じることで、今以上にエンジニアとしての仕事が好きになったり、自分の世界を広げるきっかけにもなったりするでしょう。

成長する方法10:当事者としての意識を持つ

エンジニアとして成長する方法として10個目は、当事者としての意識を持つことです。「どこからどこまでが自分の仕事の範囲なのか」ということを考えて効率よく働こうとすることはありませんか。成長していく観念からすると、効率重視で自分で仕事を区切ってしまうのは勿体ないことです。

当事者意識を持つことで、見えてくるものが格段に広がり、マネジメント能力も自然に身についていることもあるでしょう。

成長する方法11:相手の立場に立つ

エンジニアとして成長する方法として11個目は、相手の立場に立つことです。エンジニアには、下流工程を担当するプログラマーや、グラフィック部分を担当するデザイナーなど、他の職種の人と連携を取って仕事をします。

そのため、相手の立場に立って考えることは必要です。プログラマーの場合は同じ系統の職種なので専門用語を用いても話は大方通じるでしょうが、デザイナーの場合は伝わりにくいことがあるでしょう。

成長する方法12:フィードバックをもらう

エンジニアとして成長する方法として12個目は、フィードバックをもらうことです。フィードバックをもらうためには自分で書いたソースコードを人に見てもらいましょう。

ソースコードの公開には、GitHubがおすすめです。GitHubでは、アップロードすると数百万人もの開発者と共にソースのレビューを行うことができます。コードを見たユーザーからフィードバックをもらうことでスキルの向上につながるでしょう。

成長する方法13:反省や振り返りの時間を作る

エンジニアとして成長する方法として13個目は、反省や振り返りの時間を作ることです。

反省や振り返りの時間を作ることで、自らの言動や傾向を客観的にとらえて同じようなことが起きた時に、どう対処すべきか考えておくことができます。反省や振り返りの時間を作らない人は、何度も同じような失敗をするでしょう。

成長する方法14:キャリアプランを明確にする

エンジニアとして成長する方法として14個目は、キャリアプランを明確にすることです。エンジニアのキャリアプランで課題になるのが技術力です。

どのような地点に到達したいかによって習得すべき技術の幅が変わります。キャリアアップを目指す人は、同じような技術よりも幅広い技術を学ぶのがおすすめです。

キャリアプランの明確化により、技術力をつける行動理由にもなるので、技術屋であるエンジニアの成長にもつながるでしょう。

時間がないエンジニアにおすすめの勉強法

基本的にエンジニアは忙しい職種といわれていますが、需要の高いエンジニアとして活躍していくためには多忙であっても自身の成長戦略を練るために、日々の勉強はかかせないでしょう。

最後に、時間がないエンジニアにおすすめの勉強法について紹介していきます。多忙なエンジニアは、隙間時間を利用した勉強法が良いでしょう。おすすめの勉強法には、本を読むかスマートフォンを活用する方法がおすすめです。

忙しいエンジニアの勉強法1:本を読む

忙しいエンジニアの勉強法として1つ目は、本を読むことです。本を読む習慣がない人は読書を習慣化させるところから始めましょう。忙しい時でもできる環境や、挫折しそうになっても習慣化することで「やらないと気分が悪い」という状況を自分で作りましょう。

通勤時間や就寝前の15~30分程度など、エンジニア関連の本を読む習慣をつけて新しい知識を獲得していきましょう。

忙しいエンジニアの勉強法2:スマートフォンを活用する

忙しいエンジニアの勉強法として2つ目は、スマートフォンを活用することです。スマートフォンを使って、アプリやWebサイトで覚えたい技術関連の情報を調べたり、資格取得のための過去問を解いたりする習慣をつけてみましょう。

新規情報についてはSNSやネットニュースに目を凝らし、過去問については繰り返し解くことで、出題パターンや解答を暗記することもできるでしょう。

エンジニアとして成長するためにはやはり努力しなければいけませんね。
日々成長しようという努力はどのような分野の仕事でも必要です。

自分に合った方法でエンジニアとして成長しよう

エンジニアとして成長するための方法14選、成長できないエンジニアの共通点について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

エンジニアは実力主義な世界で活躍していく職種です。普段の業務をこなすだけで満足していると、時代に取り残され、意識の高いエンジニアにあっという間に追い越されてしまうことがあります。自分に合った勉強法などを見つけ、エンジニアとして日々成長していきましょう。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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