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Salesforceの項目セットとは

Salesforceの項目セットでできること
項目セットの活用で、コードに手を入れずに、Visualforceページを変更できるようになります。 例えば、管理者がユーザーの氏名、役職、部署などの項目セットを作成し、Visualforceページに追加すれば、開発者はその項目を反復してレンダリングできるようになります。 さらに、そのページを管理パッケージに追加すると、項目セットの追加、削除、変更が、Visualforceページに表示される項目に反映されます。Salesforceの項目セットの使い方(作成・編集)

項目セットを新規作成する
はじめに、項目セットを新規に作成する方法を説明します。 ①項目セットの編集を開きます。[管理設定]、[項目セット]、[新規]の順にクリックします。 ②「項目セットラベル」を入力します。この内容がサブスクライバーに表示されます。 ③「項目セット名」に項目セットの名前を入力します。この名前は、Visualforceページで参照する際に使用されます。 ④「使用場所」に、項目セットを使用するVisualforceページ、使用目的などの簡単な説明を入力します。この説明によって、項目セットがどこでどのように使用されているかを把握しやすくなります。 ⑤「保存」をクリックして終了です。 続いて、項目セットに追加する項目を選択します。 ⑥追加したい項目を、オブジェクトパレットから「項目セットで使用可能」にドラッグ&ドロップします。ここで並べた通りの順番でVisualforceページにレンダリングされます。 ⑦必須にしたい項目があればダブルクリックします。 ⑧「保存」して終了です。項目セットを編集する
前項の手順で作成した項目セットに、追加、削除、変更などの編集を行う方法を説明します。 ①編集する項目セットの編集画面を開く。 クイック検索ボックス、[インストール済みパッケージ]、[インストール済みパッケージ]の順にクリックし、編集したい項目セットを選択します。 ②変更したい項目をドラッグ&ドロップで編集します。「追加」は、追加したい項目をオブジェクトパレットから移動します。「削除」は、削除したい項目をオブジェクトパレットに戻します。「並び順の変更」は、リスト上で上下を移動します。 ③「保存」して終了です。Visualforceページで項目セットを表示する方法

Visualforce で項目セットを使用する例
Visualforceでは、以下のような反復によって項目セットのデータを参照できます。項目セットの変更が、このVisualforce ページに反映されます。 オブジェクト:Aproject 項目セット:xxxxxx
Apex で項目セットを使用する例
ここでは、Schema オブジェクトを使用して、カスタムオブジェクトの項目セットに含まれる項目を取得する方法を説明します。Apexでは、項目セットとそこに含まれる項目を検出する、2つの Schema オブジェクトを提供しています。 Visualforceページで標準コントローラを使用すると、項目セットの項目は自動的に読み込まれます。但し、カスタムコントローラを使用する場合には、ページのSOQLクエリに必須項目を追加しなければなりません。 取得した項目のリストを、これらの項目の表示に使用できるようにするSOQLクエリを作成します。サンプル:カスタムコントローラ BprojectDetailsクラス
Schema.FieldSet とSchema.FieldSetMember メソッドを使用して、カスタムコントローラを作成します。 カスタムオブジェクト:Bproject 項目セット:zzzzzpublic class BprojectDetails {
public Bproject__c merch { get; set; }
public BprojectDetails() {
this.merch = getBproject ();
}
public List getFields() {
return SObjectType. Bproject__c.FieldSets.zzzzz.getFields();
}
private Bproject__c getBproject () {
String query = 'SELECT ';
for(Schema.FieldSetMember f : this.getFields()) {
query += f.getFieldPath() + ', ';
}
query += 'Id, Name FROM Bproject__c LIMIT 1';
return Database.query(query);
}
}
サンプル: BprojectDetails クラスを使用したVisualforce ページ
前項のカスタムコントローラを使って、項目セットをVisualforceページに表示します。 カスタムコントローラ:BprojectDetails クラス pageBlock : abcdDetails pageBlockSection : abcd
required=“{!OR(f.required, f.dbrequired)}”/>
Salesforceの項目セットのメソッド

Salesforceのメンテナンスをマウスだけでできる項目セット

この記事の監修者・著者

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未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
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