2022/06/6

Salesforce認定Platformアプリケーションビルダー取得でキャリアアップ!

 
  

Salesforceの認定資格

Platformアプリケーションビルダー資格は、Salesforce認定資格のひとつで、アプリケーション構築者を対象とする資格です。 Salesforce認定資格は、管理者/CRMコンサルタント、アプリケーション構築者、開発者のカテゴリで構成され、基本資格の合格後に上位資格を受験できるようになっています。

Salesforce認定Platformアプリケーションビルダーの概要

Platformアプリケーションビルダーは、アプリケーション構築者の知識とスキルの習得を認定する資格です。

対象となるのは、Salesforce Platformの宣言的カスタマイズ機能を用いたカスタムアプリケーションの開発(設計・構築、リリース)に関する知識とスキルです。

Platformアプリケーションビルダーの試験範囲

Platformアプリケーションビルダーの試験では、以下の試験範囲と出題比率で構成されています。Lightningプラットフォームでのカスタムアプリケーションの開発経験と、対象となる各機能を利用した経験が必要です。

<試験範囲と出題比率>

・Salesforceの基本          23%

・データモデリングおよび管理     22%

・ビジネスロジックとプロセスの自動化 28%

・ユーザインターフェース   17%

・アプリケーションのリリース   10%

Salesforceアプリケーションビルダー試験の概要

Platformアプリケーションビルダー試験は以下の要領で実施されます。

試験形態  : 多肢選択/複数選択方式60問、PC試験

所要時間  :  105分 合格ライン :  正答数63%以上

受験料   :  22,000 円(税込)

受験方法  :  テストセンターもしくはオンライン環境における監督下の試験 ※いずれも試験中の印刷物及びオンライン資料の参照は禁止です。

受験資格  :  特になし ※推奨コースあり

推奨コース :

・Salesforce Platform アプリケーションビルダー基礎 [前編]
・Salesforce Platform アプリケーションビルダー基礎 [後編]
・認定 Platform アプリケーションビルダー試験ポイントスタディ

試験申し込みから認定、資格更新まで

認定試験の申し込みから資格更新までの流れを説明します。資格更新の要件はSalesforceの最新情報の習得です。期間内に実施できないと取得した資格を失ってしまいます。

1、アカウント登録(新規・更新)

Salesforce認定資格を受験するためには、受験者アカウントが必要です。初めにWebassessor試験予約システムに登録し、受験者アカウントを作成します。

登録情報に変更があった場合は、Webassessor試験予約システムで変更します。

2、試験の申し込み

受験者アカウントの登録完了後、試験予約システムにログインし、受験する試験、試験会場、受験日を選択して、試験を申し込みます。受験日の変更もしくはキャンセルも試験予約システムから行えます。

3、試験当日

予約した日時に試験会場に出向く、もしくはオンラインにアクセスします。

試験会場で受験する場合は、開始15分前までに到着しなければなりません。また、本人確認のため、Webassessor登録の姓名と一致している2種類の身分証明証(1つは写真付き公的身分証明証)が必要です。

尚、試験開始時間の72時間前(オンラインは24時間)を過ぎてからのキャンセルや日程変更は、手数料が発生し、当日キャンセルの場合は受験料全額を請求されます。

4、試験合格~認定

試験に合格すると、認定資格のロゴを使用することが可能です。

①合格通知
Webassessorに登録したメールアドレス宛に合否結果が届きます。合格を通知するメールに、認定ロゴのダウンロード情報(URL、ログインIDとパスワード)が記載されています。

②認定ロゴダウンロード専用サイト
認定ロゴダウンロード専用サイトにアクセスし、メールに記載されたログインIDとパスワードを使用してログインします。

③ロゴデータのダウンロード
利用規約を確認し、ロゴファイルのリンクよりダウンロードします。

5、資格の更新

認定資格の更新には、Salesforceの最新情報の習得が求められます。それぞれの資格に対応する更新モジュールが提供されます。

Spring、Summer、Winterの各リリースサイクルにあわせて提供される更新モジュールを、提供期間(提供開始後1年間)内に完了しなければなりません。2021年のアプリケーションビルダーの更新要件は以下のモジュールです。

モジュール名:認定Platformアプリケーションビルダー資格の更新(Winter ’21)
提供開始:2020年12月10日 提供終了:2021年12月

Salesforce アプリケーションビルダーの試験対策


Trailheadで、Platformアプリケーションビルダー試験のためのモジュールが提供されています。各モジュールは印刷できるPDF版としてダウンロードも可能です。

Trailblazer Communityでは、試験に関する質問や参加メンバーの情報交換、試験対策のグループにも参加できます。

<モジュール>
・認定 Platform アプリケーションビルダー資格の受験準備: 基本事項とデータのモデリング
・認定 Platform アプリケーションビルダー資格の受験準備: ビジネスロジックとレポート

認定 Platform アプリケーションビルダー試験ポイントスタディ

認定Platformアプリケーションビルダー試験に備えた有償の学習コースです。

受講により、認定Platformアプリケーションビルダー試験の出題範囲、主要な機能の復習と出題率の高いポイントの理解、サンプル問題の受験と解説を通して設問のポイントと機能を確認できます。

受講料 82,500円(税込)
講習日数 1日間

Salesforce アプリケーションビルダーを取得するメリット


Platformアプリケーションビルダーの取得により、Salesforce Platformのカスタムアプリケーションの設計・構築、リリースに関するスキルと知識の保有が客観的に証明されます。

試験勉強を通して、実践で身につけた知識を再確認できるメリットがあります。また、対外的な信用や人材としての評価にもつながるでしょう。

・顧客からの信頼を得られる。
・転職時に有利になる。
・Salesforce新製品のリリースの最新情報が提供される。

Salesforce アプリケーションビルダー取得をキャリアアップにつなげる

この記事では、Salesforce認定Platformアプリケーションビルダーを紹介しました。

試験対策が実践で理解した知識を見直す機会にもなり、確かな知識で業務に臨めるようになります。さらに資格取得によって対外的な信用の獲得とスキルの証明ができ、キャリアアップにつながります。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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