2022/05/18

SalesforceでURLをエスケープする方法をご紹介します!

 
  

URLのエスケープとは?

URLを記述する際に、そのままでは扱うことのできない「特殊文字」を使用可能な通常の文字として扱うことを「エスケープ」といいます。 文字の中には、URLを記述する際に使用すると特殊な意味をもってしまい、使用することのできない文字があります。それが「特殊文字」です。「特殊文字」を含むURLを記述する際は、「特殊文字」を「エスケープ」しないと適切にURLを記述できません。

SalesforceでURLをエスケープする方法

SalesforceでURLをエスケープするには、エスケープしたい特殊文字の前に「¥(バックスラッシュ)」を付けます。 Salesforceを開発する言語として、主にSOQLが使用されています。SOQLでは、エスケープしたい特殊文字の前に「¥(バックスラッシュ)」を付けるだけで、特殊文字が通常の文字として扱われ、適切にURLを記述することが可能です。

SalesforceでURLをエスケープする方法-具体例

Salesforceでエスケープする際の具体例をご紹介します。 Salesforceで、http://[salesforce].jpを記述したいとします。この場合は、[]の2文字が特殊文字であるため、URLが無効となってしまいます。 そのため、http://\[salesforce\].jpと記述することが必要です。こうすることにより、[]の特殊文字が通常の文字と認識されます。

Salesforceで使えるエスケープシーケンス

URLを適切に記述する以外にも、エスケープ文字を使用することでさまざまな意味をもったエスケープシーケンスをクエリ構文上で使用できます。 以下では、Salesforce開発の際に使用するSOQLで使用できるエスケープシーケンスをご紹介します。

エスケープシーケンス一覧

Salesforceでは以下のエスケープシーケンスをクエリ構文上で使用できます。 ¥nまたは¥N⇒改行 ¥rまたは¥R⇒行頭復帰 ¥tまたは¥T⇒タブ ¥bまたは¥B⇒バックスペース ¥fまたは¥F⇒フォームフィード ¥”⇒1 つの二重引用符文字 ¥”⇒1 つの一重引用符文字 ¥¥⇒バックスラッシュ LIKE 式のみ: ¥_⇒1つのアンダースコア文字 ( _ ) LIKE 式のみ: ¥%⇒1つのパーセント記号文字 ( % )

Salesforceで業務を効率化しよう!

今回は、SalesforceでURLをエスケープする方法をご紹介しました。 この記事でご紹介した内容以外にもURLを記述する際にはいくつかルールがあります。是非調べてみてください。 Salesforceは、情報の共有等を通して作業効率を高めることのできるクラウドベースのプラットフォームです。Salesforceを活用して業務を効率化していきましょう。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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