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AWSはいろいろあってわかりにくい?
AWS(Amazon Web Services)には豊富なサービスがあり、さまざまな用途に応じた利用が可能ですが、その反面、「種類が多すぎてわかりにくい」という難点があります。 AWSは、クラウドコンピューティングサービスとしては、非常に高い知名度や世界的なシェアを誇っていますが、これまでAWSを利用したことがない方にとっては、どのようなサービスなのかよく分からないというのが本音ではないでしょうか。AWSとは
AWSとは、Amazonが提供している165という膨大な数のクラウドコンピューティングサービスの総称です。 また、AWSは世界でもっとも広く利用されているクラウドでもあり、コンピューティングやストレージ、データベース、機械学習や人工知能などの幅広いサービスを提供しています。AWSのわかりにくい8つの点をわかりやすく解説
先述の通り、AWSには膨大な数のサービスがあることから、AWSを利用したことがない方にとってはわかりにくい点も多いでしょう。 また、わかりにくいということが原因で「利用しづらい」と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。 ここでは、AWSでわかりにくいとされる8つの点を、わかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。AWSのわかりにくい点1:できること
AWSでは、大きく分けるとWebサイトの運用やデータのバックアップ、ビッグデータ分析、IoT、AI、業務アプリケーションの利用などができます。 AWSではできることが多すぎるため、「具体的に何ができるのか」は分かりにくいと言えます。その上でできることを簡単に言えば、レンタルサーバーのような形でWebサイトを運用することです。 また、データのバックアップに活用することや、最先端技術であるビッグデータ分析やIoT、AIの利用も可能です。AWSのわかりにくい点2:具体的なメリット
AWSでは、初期費用不要でWebサイトを運用できます。 AWSを利用する大きなメリットとして、初期費用がかからない点が挙げられます。使用した分だけ請求される従量課金制となっているため、必要な分だけ低価格でリソースを利用できます。 また、簡単にサーバーを増やしたりストレージを拡大したりできるため、柔軟な運用が可能な点も魅力です。AWSのわかりにくい点3:用語
AWSは、用語がわかりにくいという特徴があります。 AWSには専門用語が多く登場するため、説明を読んでも意味がわかりにくいケースも多く見られます。 たとえば、「VPC」は仮想のプライベートネットワーク空間を提供するサービスを指します。「Region」はAWSのデータセンター群を指す言葉で、日本には東京リージョンがあります。また、「AZ」はデータセンターで、各リージョンに複数配置されています。 このような用語は覚えておくと良いでしょう。AWSのわかりにくい点4:サービス
AWSのサービスには、「EC2」や「S3」などがあります。 「Amazon EC2」はAWSのもっとも基本のサービスで、クラウドコンピューティングができるレンタルサーバーのようなサービスです。 また、「Amazon S3」はストレージサービスで、高い可用性やスケーラビリティを誇ります。AWSのわかりにくい点5:構築方法
AWSで実際に構築する場合は、先にアカウントを作成しましょう。 Amazon EC2で仮想サーバーを構築するのであれば、AWSコンソールのAmazon EC2コンソールを開き、インスタンスの起動を選択しましょう。 さらにAmazonマシンイメージを選択し、インスタンスタイプを選択して詳細を設定します。さらにストレージの追加、タグの追加を行い、セキュリティグループを設定して確認と起動を行えば完了です。AWSのわかりにくい点6:料金
AWSは、従量課金制の料金体系になっています。 前述のとおり、AWSはクラウドサービスのため初期費用は掛からず、使った分だけ支払う従量課金制になっています。 そのため、AWSを使用する目的を達成するためのコストを考えて最適なプランを選ぶことが重要です。 なお、利用を開始してからプランを変更することも可能です。AWSのわかりにくい点7:障害時の対応
AWSで障害が一定期間発生した場合、SLA規定に応じた対応が行われます。 一般的なクラウドサービスが継続的なサービスの提供を前提としているように、AWSではサービス稼働率や返金対応などをSLAで規定しています。 そのため、サービスの停止などが発生した場合は、SLAの規定に応じて障害への補てんなどの対応が行われます。AWSのわかりにくい点8:勉強方法
AWSは、勉強方法もどのように行えばいいのか分かりにくいとされる点です。AWSを活用するために勉強しようと思っても、どのような方法で勉強すればいいのか見当がつかないという方も多いでしょう。 AWSは勉強方法の選択肢も多く、関連書籍や学習サイトなどさまざまな方法で勉強することができます。 以下に、AWSの勉強方法について具体例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。「AWSome Day」に参加する
AWSには、「AWSome Day」に参加して学ぶ方法があります。 「AWSome Day」とは、AWSの基礎知識を1日で学べる無料のトレーニングイベントで、現在は日本全国の4都市とオンラインで開催されています。 このイベントでは、AWSテクニカルインストラクターが実施するセッションを通じて、コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワークなどのAWSの各サービスについて学べます。デジタルトレーニングを受ける
AWSには、デジタルトレーニングを利用して学ぶ方法があります。 AWSでは「AWS クラウドプラクティショナーの基礎知識 (第2版) 」という、無料で利用できるオンデマンドのデジタルトレーニングが提供されています。 デジタルトレーニングを受講することで、クラウドの概念やAWSのサービス、セキュリティやアーキテクチャ、料金、サポートなどを学べます。AWSの実際の導入例
AWSは、任天堂株式会社でも採用されています。 任天堂株式会社と株式会社ディー・エヌ・エーの協業によって開発された「Super Mario Run」や「ファイアーエムブレム ヒーローズ」、「どうぶつの森 ポケットキャンプ」などのゲームは、さまざまな機能をAWS上で構築しています。 また、「マリオカート ツアー」のデータベースにはAmazon Auroraが採用され、工数削減と高いパフォーマンスの確保が実現されました。AWSのわかりにくい部分を理解した上で利用しよう
AWSはわかりにくい点も多いですが、活用できれば便利なクラウドコンピューティングサービスです。 この記事でご紹介した、AWSのわかりにくい点についての解説や、AWSの実際の導入例などを参考に、AWSのサービスやメリットについて理解を深めて行きましょう。]]>この記事の監修者・著者
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未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
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