2021/03/10

AWS認定資格試験について12種類をご紹介!難易度やメリットは?

 
  

全部で12種類!AWSの資格について解説!

AWSの資格は、AWS認定資格試験と呼ばれます。 AWS認定資格試験は、AWSのサービスについての知識や経験を保証し、実績を示すことができる資格試験のことです。 AWS認定試験は、専門知識、プロフェッショナル、アソシエイト、基礎コースの4つの種類からなり、それぞれ難易度が異なります。 それでは、それぞれの資格試験とそのメリットについて順に見ていきましょう。

デジタルバッジ

SNSなどで利用できるデジタルバッジを利用することができます。 デジタルバッジを利用することで、AWS資格試験を取得済みであること、認定のステータスを実証することができます。

試験の割引

全ての試験に適用可能な、50%割引バウチャーが利用できます。 再認定試験も含まれるため、お得に試験を受験することが可能です。そのため、バウチャーを利用することで、高額な試験を気兼ねなく受験することができます。

イベントでの認知

招待状が届き、AWS re:Invent や、AWS Summit に用意される、資格取得者限定のラウンジに入場できます。 ラウンジでは、様々なノベルティの配布や、フリードリンクなどのサービスがあります。

AWS 資格試験コミュニティ

LinkedInのAWS資格試験コミュニティにアクセスすることができます。 LinkdInのグループはUnlisted groupとなっているので、招待されない限りは参加できません。

無料の模擬試験

模擬試験のバウチャーを使用して、無料で模擬試験を受験することができます。 AWS公式の模擬試験なので、実際の試験と同等の模擬試験を受験することができます。ただし、バウチャーは1回分です。

AWS 認定ストア

AWS認定の、限定商品を購入することができます。 実際の商品は、Tシャツや、ノートなどが、AWS資格試験のロゴが入っており販売されています。ストアでの購入には、メンバー登録が必要です。

AWS認定資格試験 基礎コース

基礎コースは、AWSにおける、6ヶ月程度の基礎的な知識が求められる試験となっています。 まずは、基礎コースから受験するのがセオリーとなっています。 資格の種類は、1種類です。

AWS 認定 クラウドプラクティショナー

AWS 認定 クラウドプラクティショナー試験は、AWS資格試験において一番難易度が低いとされる資格試験です。また、アソシエイト試験または専門知識試験を取得するために、取得が推奨される試験です。 主に、AWSとは何か、や、AWSの基本的なアーキテクチャ、請求、技術サポートなどの、一般的な知識について求められる試験となっています。 難易度としては一番簡単な試験ですが、それでも常日頃からAWSを利用していなければ解けない問題ばかりですので、油断は禁物です。 AWSに関する6ヶ月以上の利用経験があることが推奨されています。

AWS認定資格試験 アソシエイト

アソシエイトは、AWSにおける、1年程度の利用経験が求められる資格試験となっています。 基礎コースの資格試験を合格したら、次はアソシエイトが良いとされています。 資格の種類は、3種類です。

AWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト

AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験は、AWSにおけるコンピューティング、ネットワーキング、ストレージ、データベースなどの利用経験が求められる試験です。 また、デプロイの経験、アプリケーションにおける信頼性の高い構築方法のベストプラクティス、などの知識も求められます。 主に、分散システムの可能性、コストパフォーマンス、耐障害性、スケーラビリティの1年以上の経験が求められます。

AWS 認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト

AWS 認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイト試験は、AWSのアーキテクチャに関する考え方への理解、AWS CLIやSDKへの理解、ネットワークへの理解が求められる試験です。 また、セキュリティコントロールの経験、仮想化技術への理解、AWSにおけるモニタリング、監査の経験、アーキテクチャ要件を理解する経験も必要となります。 主に、AWSにおける開発、管理、運用の1年以上の経験が求められます。

AWS 認定 デベロッパー – アソシエイト

AWS 認定デベロッパー – アソシエイト試験は、プログラミング言語への深い知見、主要なサービスの基本的な知見とアーキテクチャのベストプラクティスへの理解、AWSを利用したアプリケーションの開発、デプロイ、デバッグの経験が求められる試験です。 また、API、AWS CLI、SDKを利用した経験、AWSの責任共有モデルについての理解、ライフサイクル管理についての経験、CI/CDパイプラインの経験も求められます。 さらに、AWSセキュリティのベストプラクティスについての知見、サーバレスアプリケーション構築の経験、コンテナの利用経験もあるとよいでしょう。 主に、AWSベースアプリケーションの開発や保守における1年以上の経験が求められます。

AWS認定資格試験 プロフェッショナル

プロフェッショナルは、AWSにおける2年間の設計、運用、およびトラブルシューティングにおける統括的な経験が必要となる試験です。 アソシエイトを取得したあとは、プロフェッショナルを受験すると良いとされています。 資格の種類は、2種類です。

AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル

AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル試験は、AWSにおけるアーキテクチャの設計、デプロイに関する深い知見が必要になる試験です。 また、アプリケーション要件を評価し、実装、デプロイ、プロビジョニングを行うにあたって必要なアーキテクチャを提案することができる深い知見も必要となります。 さらに、各種CLIやAPI、CloudFormationテンプレート、請求コンソール、マネジメントコンソールに関する深い知見、well-architectedフレームワークについての深い知見などもあるとよいでしょう。 主に、システムの運用、管理における2年以上の経験が求められます。

AWS 認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナル

AWS 認定 DevOps エンジニア – プロフェッショナル試験は、AWSにおけるCI/CDの深い知見、セキュリティコントロール、ガバナンス、コンプライアンスにおける深い知見、モニタリング、メトリクス、ログ収集における深い知見が必要となる試験です。 また、高可用性、スケーラビリティ、自動復旧機能などにおける深い知見、運用プロセス自動化における深い知見も求められます。 主に、プロビジョニング、運用、管理における2年以上の経験が求められます。

AWS認定資格試験 専門知識

専門知識は、AWSにおける専門的な経験が必要となる試験です。 専門知識は、それぞれ独立しており、また、難易度も非常に高いため、いずれも高度な知見が要求されます。 資格の種類は、6種類です。

AWS 認定 高度なネットワーキング – 専門知識

AWS 認定 高度なネットワーキング – 専門知識試験は、AWS 認定クラウドプラクティショナーを保持していることが推奨されます。 または、AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト、AWS 認定デベロッパー – アソシエイト、AWS 認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイトのいずれかを保持していることが推奨される試験です。 この試験は、AWSのネットワーク概念と技術についての深い知見、ネットワーク設計や実装における5年以上の経験、IP VPNやMPLS/VPLSなどについての深い知見が必要な試験です。 また、OSIモデルにおけるネットワーク層の知見と、それらが実装について影響を与える範囲の深い知見、CIDRやサブネットについての深い知見、IPv6に関する深い知見、ネットワークセキュリティについての深い知見なども求められます。

AWS 認定 セキュリティ – 専門知識

AWS 認定セキュリティ – 専門知識試験は、AWSワークロード保護に関する深い知見、AWSワークロードのセキュリティコントロールの経験、セキュリティソリューションの設計、実装の5年以上の経験が求められる試験です。 主に、2年以上のAWSワークロードに関するセキュリティ対策の経験が求められます。

AWS 認定 機械学習 – 専門知識

AWS 認定 機械学習 – 専門知識試験は、AWSにおけるML/深層学習ワークロードの開発、設計、実装の2年程度の経験、MLアルゴリズムの元となる考え方を説明する能力、ハイパーパラメータ最適化の経験、ML、深層学習フレームワークの使用経験が求められる試験です。

AWS 認定 Alexa スキルビルダー – 専門知識

AWS 認定 Alexa スキルビルダー – 専門知識試験は、Alexa Skills Kit の6ヶ月以上の利用経験、プログラミング言語の経験、Alexaスキルを公開していることが求められる試験です。

AWS 認定 データアナリティクス – 専門知識

AWS 認定 データアナリティクス – 専門知識試験は、データ分析テクノロジーにおける5年以上の経験、AWS利用の2年以上の経験、AWSのサービスを利用して分析ソリューションを設計、構築、保守する経験が求められる試験です。

AWS 認定 データベース – 専門知識

AWS 認定 データベース – 専門知識試験は、データベーステクノロジーにおける5年以上の経験、AWS利用の2年以上の経験、オンプレミス、AWSにおいて、リレーショナル、非リレーショナルデータベースにおける経験と知見が求められる試験です。

AWS認定資格試験まとめ

いかがでしたでしょうか。 AWSの資格試験は12種類と多く、いずれの試験も難易度が高い試験となっています。 事前に対策を行った上で、受験してみてはいかがでしょうか。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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