2021/03/11

AWSのハンズオンとは?おすすめな講座や受講でよくある疑問を紹介

 
  

AWSのハンズオンとは?


ハンズオンとは、AWSが提供しているサービスの利用方法などを実践的にまとめた講座です。

ハンズオン自体は無料で受講することはできますが、ハンズオンの中でサービスを立ち上げることがありますので、ハンズオンのためだけに作成したインスタンスなどは後で消し忘れないようにしましょう。

初心者だけど大丈夫?

「AWSやクラウドについて詳しくないのだけど学習をきちんと進められるだろうか。」と不安になる方もいらっしゃるでしょう。

そんな方のために、AWSのハンズオンでは初心者向けの講座を用意しています。

初心者向けのハンズオンでは、オンデマンドの形式で動画配信されている動画を見ながら学習を進められます。そのため場所や時間にとらわれずに作業できます。また、いつでも中断したり再度受講することも可能なため非常に便利だといえます。

初心者の方は、このハンズオンから学んでいきましょう。また、具体的にどのハンズオンから学習していくとよいのかもこの後紹介していきますので是非参考にしてみてください。

おすすめの講座を紹介

初めて講座を受ける方におすすめな講座を紹介します。

どの講座から受けようか迷っている方や講座自体受けることを悩んでいる方、またはもう受けることが決まっている方は是非ご覧ください。

『はじめてのアマゾン ウェブ サービス』

このハンズオンは、「AWSクラウドとはそもそもどのようなものなのか」という基本的なところから説明しているものです。

これを受講することで、クラウド以外にも多くの内容を学べます。例えばAWSの主要なサービスやセキュリティをどのように会社で活用できるかなどが分かります。

これから会社でAWSを導入しようと検討しているといった方には是非見ていただきたいものです。

『AWS ご利用開始時に最低限おさえておきたい10のこと』

この動画は、AWSを使うときに必ずチェックしてほしい内容を、初心者の方でもわかりやすいように説明している講義です。

この「10のこと」の内容はセキュリティの内容からアカウントの設定など、基本的なことですが非常に重要なポイントについて話が展開されています。

また、導入・運用していく中でよくある課題についても取り上げられているのでこれから会社でAWSの導入を検討している方にも、参考になるでしょう。

初心者の方だけでなく、運用していく中で再チェックの意味でも活用できますので是非振り返りとしても活用しましょう。

このハンズオンではAWSのフレームワークであるWell-Architected Frameworkが使用されています。このWell-Architected Frameworkとは、設計段階にとどまらず、実際の構築や運用段階でのプラクティスも扱っているため、非常に実践的なものです。

ハンズオンはじめの一歩: AWS アカウントの作り方 & IAM 基本のキ

こちらのハンズオンは、「これからAWSを開始する」といった方向けの講座です。

この講座の内容は、一言でいうと「AWSを開始するために必要なアカウントの作成方法」や、「IAMについて」説明されている動画です。

このハンズオンは受講する方が実際に一緒に手を動かすことを想定して作成されています。そのため、講座が終わるころには一緒に必要な設定が終わっているような講義が用意されており、非常に初心者の方に優しい内容といえるでしょう。

また、はじめの一歩を踏み出すことが大変に感じている方向けに、かみ砕いて手順を説明しています。講義内容のIAMについては、「手順は知っているが実際のところよく知らない。」といった声からその機能についても説明されています。

簡単ではありますが、IAMの概念や機能は重要な内容ですので、よく理解しましょう。

アカウント作成後すぐやるセキュリティ対策

このハンズオンでは、AWSを始めた人が必ず初めに行っておくべきセキュリティの設定について説明しています。

具体的には、AWSのセキュリティや、IDアクセス権管理、請求データのアラート、脅威検知等です。特に難しい内容はないので、説明の手順に沿って設定を進めるようにしましょう。

AWS上にセキュアなプライベートネットワーク空間を作成する

この講義では、AmazonのVPCについて基本を学び、VPC内の通信とVPCからVPC外に接続する方法について学べます。

講義内では、Amazon VPCと呼ばれるAWS上でネットワークを構成している基本的なサービスを使用してネットワークの構成について学習できます。

その他にもたくさんのハンズオンの講座が用意されています

今回紹介した上記の講座以外にも、非常に多くの初心者向けのハンズオン講座が用意されています。

また、「利用開始時に最低限おさえておきたい10のこと」というハンズオンを紹介しましたが、このシリーズにはファイルサーバ構築時やデータベースなど、場合によって必要になることをまとめたシリーズが用意されています。

AWSに慣れてきたり、特定のジャンルについて学習したいときには他の10のことシリーズを活用してみることも検討しましょう。

ハンズオンの受講でよくある疑問

費用はかかるの?

基本的に費用はかかりません。ただし、ハンズオンのサービスを使用しますのでサービス利用料がかかる場合があります。

「どうしても、はじめは無料で学習を進めたい!」といった方も安心してください。AWSのサービスの中には無料利用枠で利用できるものもありますのでそちらの中から使いたいサービスを探して、ハンズオンを受講するのも一つの方法でしょう。

事前に準備が必要?

受講したいハンズオンのシリーズによるのですが、ハンズオンの動画を見るだけであれば特に準備は必要ありません。ネット環境で動画を使用できる環境さえ整っていれば、学習することは可能です。

また、注意点として、サーバーを新たに構築するようなものに関しては、ほかのサービスに影響を与える可能性があります。会社としてほかのサービスをすでに運用している場合は、学習用のアカウントを使用するようにしましょう。

アカウントがないと参加できない?

先ほどの疑問点と同様に、講座を動画で見るだけであれば特にアカウントは必要ありません。

ただし、ハンズオンは手を動かしながら実際に構築することを前提に講座が作成されているので、なるべくはやめにアカウントは作成しておきましょう。

アカウント作成方法がよくわからないといった方向けに、アカウントを作成するためのハンズオンも用意されています。そのような方は是非ハンズオンを活用してアカウント作成から実践してみましょう。

ハンズオンを受講するとわかるようになること

ハンズオンを受講することで、体系的にAWSの概念とサービスについて理解でき、基本的なサービスを構築するまでを学習できます。

また、ハンズオンの講座は1つのトピックが細分化されて提供されているため、学習した分だけ理解が深まります。

そのため、なるべく割愛せずに「自分にとって必要だろう。」「はじめてサービスを構築する。」といった場合にはハンズオンを利用するようにしましょう。

それによって、構築の際に見落としが減ったり、「よくわからないけど登録したら、後で設定の仕方が分からず困った。」といったことが減るでしょう。のちの自分が楽になるので、不明点があればすぐにハンズオンに立ち戻って、必要な知識を得るようにしてください。

基礎が分かったら他の講座も受けてみよう

基礎編の内容が理解できるようになってきたら、是非ほかの講座も受講してみましょう。

AWSが用意しているハンズオンの種類は非常にたくさんありますが、その中でも初心者編が終わった後に受けるべきハンズオンの講座をいくつか紹介します。

ハンズオンの中にサービス別資料というものがあるのですが、この中にはAWSサービスごとにしたいことをまとめたハンズオンが用意されています。すべての講座に用意されているわけではないのですがYouTubeで学習できるものもありますので是非参考にしてください。

AWSのハンズオンを是非受けてみよう!


いかがでしたでしょうか。今回はハンズオンについてと、おすすめのハンズオンや、ハンズオンを受講する際の疑問点などについて紹介しました。

初心者向けのハンズオンはもちろんですが、ご自分の会社に必要なサービスにあわせて、必要なハンズオンを是非受けてみましょう。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

おすすめの動画

  • 【未経験からIT業界へ転職するなら】相談窓口とスキルの獲得はここで解決!IT転職が一気に有利に!【キャリアチェンジアカデミー】

  • 【費用一切不要】未経験からIT業界へ転職するならまずはここへ相談!【キャリアチェンジアカデミー】

  • 【何のエンジニアになれるのか?】未経験からITエンジニアを目指すとこんな道がある【キャリアチェンジアカデミー】