ネットワークエンジニアが取得すべきCisco資格の種類「CCNP編」

 
  

キャリアアップにもつながる資格であるCisco資格の中から、今回はCCNP資格についてご紹介します。

CCNP資格とは

CCNP資格は、企業のLAN及びWANの計画や実証及びトラブルシューティング能力を有した技術者であると認定される資格です。
また高度なセキュリティや音声などのスペシャリストと共同で業務を行う能力を有していると認定されます。

CCNPは3年以上の実務経験を持ち、さらなるスキルを得たいと思っているエンジニアに向いている資格です。
CCNP はCCNAの上位資格にあたります。Ciscoのページ上では、CCNPが属す「プロフェッショナル」について下記のように述べられています。
「シスコ技術者認定の総合分野での認定として、第2のステップとなるのがプロフェッショナル レベルです。業務に必要な専門知識に応じて、それぞれ認定分野が異なっています。ネットワーキングの基礎に通じていることを証明する認定資格としては、高度な知識を有する中級者向けの資格と言えます。」とあり、アソシエイトにあたる資格を取得した次のステップとして位置づけられています。

CCNP資格を取得するには


CCNPには以下の8種類の資格があります。

  • CCDP
  • CCNP Routing & Switching
  • CCNP Cloud
  • CCNP Collaboration
  • CCNP Data Center
  • CCNP Service Provider
  • CCNP Security
  • CCNP Wireless

この中から興味のある分野を選んで受験コースを選びます。
CCNPはCCNAの上位資格となるので、CCNA資格を取得していることが条件です。
取得していない、また失効している場合はまずCCNAから受験しましょう。
CCNPの中で一番受験者数が多いのが、ルーティングとスイッチングの知識を試されるCCNP Routing & Switchingとされています。

複数の試験に合格する必要がある

CCNPの資格を取得するには、どの種類の試験を受ける際にも複数の試験に合格しなくてはいけません。

たとえば「CCNP Routing & Switching」の資格を取得する際、「300-101 ROUTE」、「300-115 SWITCH」、「300-135 TSHOOT」の3つの試験に合格しなくてはいけません

それぞれの種類で受験科目が違うため、どの科目が必要なのか公式サイトで確認しておきましょう。
また試験の内容についてもシスコの公式サイトから確認できます。

CCNP試験の勉強方法

シスコの公式サイトには、シスコ認定のトレーニングが紹介されています。
また教育プログラムも公開されていますので確認してみてはいかがでしょうか。

CCNPだけでなく、上位資格の一部は英語で出題されます。
日本語で出題される問題もありますが、英語のみの出題範囲もあるため、英語の読み書きができる能力が必須です。
今後エンジニアとしてステップアップしていくならば、英語力は身に付けておきましょう。

英語力が高くなれば、海外の資料も参考に勉強ができるため今まで以上に情報を手に入れられます。
またその技術と知識に見合った給与にアップすることも期待できるため、合格を目指すならば英語力も鍛えることが必要です。

ネットワークエンジニアと特に取得しておきたい資格

CCNPはCCNAの上位資格で、大規模ネットワークの導入や運用な度に関する専門知識を有していると認定される資格です。
今後、エンジニアとしてステップアップしたいと考えているなら、取得を検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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