2021/04/19

SalesforceにおけるTrustとは?特徴や活用法をご紹介

 
  

SalesforceにおけるTrustとは?

Salesforceの「Trust」とは、システムを管理し性能面やセキュリティに関わる情報をユーザーに提供しているサービスのことです。 日本語でTrustは「信頼」を意味しています。Trust.salesforce.comでは透明性が高い情報提供をはじめ、信頼のおけるセキュリティとコンプライアンスによってサービスを展開しています。 出典:Salesforce Trust 参照:https://trust.salesforce.com/ja/

Salesforce Trustの状況

Salesforce Trustの状況では「Sales cloud」「Marketing cloud」「Service cloud」「Community cloud」「Salesforce B2C Commerce」「Analytics cloud」「Force.com」「Social Studio」のリアルタイムな状況や今後行われるメンテナンスの情報が確認可能です。 また、Trustの状況を利用すれば、発生しているインシデントorメンテナンスの確認、過去のインシデントにメンテナンスされたタイムラインや説明の確認、インスタンスやサービス関連のイベントを自動で通知できる「Trust 通知」への登録ができます。 さらに、インスタンスと現在実行されているサービス状況の表示もできます。

発生中のインシデントを確認する

Salesforce Trust 状況のホームページからは、現在発生しているインシデントおよびメンテナンスを行っているインスタンスの状況が確認できます。 ページの現在の状況テーブルにある「進行中のインシデント」と「継続的なメンテナンス」のタブで、インシデント内容とメンテナンスに関する概要のメッセージ表示が行えます。

全体のシステム状況を確認

Trust 状況ホームページより、Salesforce ServiceのProductsページへ移動すれば、Salesforceにおける全てのインスタンス状況が確認できます。同ページで、インスタンス・POD・ドメイン・メンバーIDにより検索可能です。

全般メッセージを確認する

Salesforce Trust 状況ページ画面の右上にある、赤い点が表示されたメガホンのアイコンをクリックし「General Messages」のページを開くと、過去90日の全般メッセージが確認できます。 全般メッセージのページでは、さまざまなインスタンスや特定のインシデントなどに関する情報を提供しています。

メンテナンスの状況を確認

Trust 状況のProductsページで、MAINTENANCEのタブを開くと、過去33日で実施されたメンテナンスと、今後12ヶ月間でメンテナンスが予定されたインスタンス・POD・ドメイン・メンバーIDの情報が確認できます。 メンテナンスの情報は「PAST33」などの期間をクリックして開いたページより、特定の項目のIDをクリックして内容の表示が可能です。 インスタンスなどのメンテナンス情報は、テーブルの右上にある「Quick Find」に入力して検索すれば確認できます。

現在のサービス状況を確認

Productsページのstatus一覧にある各項目では、現在のサービス状況が確認できます。各項目をクリックすれば、インスタンスページからサービス別で現在の状況も確認可能です。 サービス状況は、利用可能であれば「レ点」アイコン、パフォーマンス低下では「!」アイコン、サービス中断であれば「×」のアイコンで表示されています。

サービスの状況履歴を確認

インスタンスページの「履歴」タブをクリックすれば、各サービス状況におけるタイムラインや各サービスインシデント、またメンテナンスイベントといった期間の確認も可能です。 いつでも表示する期間の設定は「7日」「3日」「24時間」のクリック、特定した日付へ移動する場合は、カレンダーのアイコンを使用します。 また、現在の状況を確認するには「今」のクリックで表示します。

Trust 通知と登録

Trust 通知というのは、Trustのサイトで提供されるインシデントやメンテナンスの情報が、ほぼリアルタイムでメール通知されるサービスです。 自己登録を行い、希望のインスタントやイベントの種類別に合わせたサブスクリプション設定が調整可能です。

Trust 通知の登録方法

Trust 通知の登録は、Trust 状況のProductsページより、インスタンスを選択し、実行します。 その後の手順は、インスタンスのページ画面の右上にある「Subscride」をクリックするとメール送信画面になるため、アドレスを入力し送信します。そして、認証リンクを確認し「Crate New」をクリックし新規作成を行いましょう。 さらに、インスタンスを選び、サブスクライブを行うインスタンスから選択したうえで「Next」をクリックします。 それから、EメールかSNSを利用するなど、通知を行うタイプのカスタマイズをして「Submit」をクリックします。

SalesforceのTrustを活用して安心な情報管理を

今回は、SalesforceのTrustについて、特徴や活用法などについてご紹介しました。ビジネスシーンで重要となる情報を、信頼性の高いシステムによって管理し提供しているサービスがTrustです。 SalesforceのTrustを活用し、システムやメンテナンスの状況をしっかりと把握して、安心・快適な情報管理を行いましょう。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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