この記事の目次
Salesforce Data Loaderとは?

Salesforce Data Loaderのインストール方法3ステップ

ステップ1:Javaをダウンロード・インストール
Salesforce Data Loaderをインストールする場合、まずはJavaをインストールしましょう。Salesforce Data LoaderはJavaを使用するためには、コンピュータにJavaもダウンロードしてインストールしておく必要があります。 古いJavaだとインストールに失敗するケースもあるため、Data Loaderの実行に必要なJavaのバージョンは公式サイトで確認するようにしましょう。ステップ2:システム管理者としてSalesforceにログイン
Salesforce Data Loaderをインストールする場合は、システム管理者としてSalesforceにログインしましょう。 Salesforce Data Loaderの入手には、管理者としてSalesforceにログインする必要があります。メニューの「設定」から「管理者」、「データの管理」、「データローダ」と進むことができるため、「データローダ」で Data Loaderをダウンロードしましょう。ステップ3:データローダのダウンロード・インストール
最後にSalesforce Data Loaderをダウンロードし、コンピューターにインストールしましょう。 前述のとおり、Salesforceに管理者としてログインしてメニューにある「データローダ」まで進むことでダウンロードすることができます。 画面にはWindowsとMacそれぞれのダウンロードのリンクがあるため、使用しているコンピュータのOSに合わせてダウンロードするようにしましょう。Salesforce Data Loaderの7つの機能

Salesforce Data Loaderの機能1:Insert
Salesforce Data LoaderにはInsert(新規作成)機能があります。 Insertはデータの登録機能です。Insertを行う場合はCSVファイルのフォーマットが必要になるため、先に対象の記事タイプのExportする必要があります。 ExportしたCSVファイルの必要列を残して他の列を削除し、さらにInsertするデータを記入してCSV形式で保存し、Insertしましょう。Salesforce Data Loaderの機能2:Update
Salesforce Data LoaderにはUpdate(更新)機能があります。 Updateはデータの更新機能です。ユーザー情報などを一括で更新することができ、Updateを行う場合もCSVファイルをEXPORTする必要があります。 CSVファイルを編集し、作成したCSVファイルを使ってUpdateしましょう。Salesforce Data Loaderの機能3:Upsert
Salesforce Data LoaderにはUpsert(新規作成&更新)機能があります。 Upsertはデータの登録・更新機能です。外部データをSalesforceにInsertやUpdateする場合、対象オブジェクトに「参照関係または主従関係」がある場合はIDを一度Exportする必要があります。 しかしUpsertであれば、オブジェクトへ外部IDを設定しておけば一度の処理でデータロードできるので、覚えておきましょう。Salesforce Data Loaderの機能4:Delete
Salesforce Data LoaderにはDelete(削除)機能があります。 Deleteはデータの削除機能です。Deleteは完全削除ではないため、処理したデータは削除され、ごみ箱に格納されます。Salesforce Data Loaderの機能5:Hard Delete
Salesforce Data LoaderにはHard Delete(物理削除)機能があります。 Data Loaderでは物理削除が可能です。Hard Deleteはデータの復元ができない削除機能となっているため、ごみ箱に捨てたデータを完全に削除したい場合などに使えるでしょう。 Hard Deleteを実行するためには該当ユーザーに権限を付与する必要があります。Salesforce Data Loaderの機能6:Export
Salesforce Data LoaderにはExport(出力)機能があります。 Exportはデータの出力機能です。Exportする場合は、出力するオブジェクトとCSVファイルの場所と名前を指定し、出力対象の項目と対象データの抽出条件を設定することで、Export処理を実行することができます。 ExportしたCSVファイルはInsertやUpdateなどで利用できます。Salesforce Data Loaderの機能7:Export All
Salesforce Data LoaderにはExport All(一括出力)機能があります。 Export Allはデータの全出力機能です。すでに削除してごみ箱に格納しているデータを含めて、Data Loaderのデータを出力することができます。 また、ごみ箱に入っているデータとごみ箱に入っていないデータの判別は、CSVファイル内のISDELETED項目をチェックすることで確認できるので、判別の際に利用してみてください。Salesforce Data Loaderの使い方

Export・Export Allの場合
Export・Export Allの場合は、データを出力するCSVの場所や名前を指定します。 Exportの処理の流れとしては、まずはExportするオブジェクトとCSVファイルの場所、名前を指定します。さらにExport対象の項目や対象データの抽出条件を設定することで、処理を実行することができるので、操作してみてください。Export・Export All以外の場合
Export・Export All以外の場合は、メニューにあるボタンを選ぶことで次の処理へ進むことができます。Export以外の処理は「Insert」「Update」などがあり、これらの処理を行う場合、対象データの入ったCSVファイルを選択してください。 さらに対象オブジェクトのキー項目とリレーションを持つ別オブジェクトのキーを指定し、CSVの列とオブジェクト上の項目をマッピングし、処理を実行します。Salesforce Data Loaderとデータインポートウィザードの違い

Salesforce Data Loaderを活用しよう

この記事の監修者・著者

-
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
最新の投稿
- 2023年12月6日キャリア・転職システムエンジニアへのキャリアチェンジで必要な資格は?
- 2023年12月6日キャリア・転職キャリアチェンジでエージェントを活用するメリット
- 2023年12月6日キャリア・転職プログラマーへのキャリアチェンジに必要な資格は?
- 2023年12月6日キャリア・転職サーバーエンジニアへのキャリアチェンジで必要な資格は?