2022/05/2

Salesforce Stringifyとは?基本を知ってメソッドを活用しよう

 
  

Salesforce Stringify(文字列化)とは?

Salesforce Stringifyとは、Salesforceで使われている文字列化の機能のことです。Salesforceで適用されているStringify(文字列化)は、JavaScriptというプログラミング言語のオブジェクト指向という性質を使ってJSON文字列という値に変換することができます。 文字列や整数といったプリミティブ型の値に対して、オブジェクト型であるメソッド(一連の処理の集まり)を利用することで文字列の変換(Stringify)を可能にしています。

文字列とは?

文字列とは、プログラミングで扱う基本的なデータ型の一つで、文字の配列を表します。文字列を操ることができると、プログラミング言語を使ってできることの幅が広がるでしょう。 文字列は、ダブルクォーテーション(”)またはシングルクォーテーション(’)で囲まれた値で、データ型はプリミティブ型に分類されています。”Hello,world!”や’Hello,world!’のような形で表します。 エスケープシーケンスと呼ばれる(/t)や(/n)などのエスケープ文字を使った方法で表したり、演算子と呼ばれる(+)の記号を使って文字列を連結することも可能です。 Salesforceでは、ApexというJavaに似たプログラミング言語も適用されています。

JavaScriptについて

JavaScriptは汎用性の高いプログラミング言語です。Salesforceでは、JavaScriptのオブジェクト指向と呼ばれる一つのまとまりでくくられた関連データと手続きを使ってシステムを構築します。これを使ってJSON文字列と呼ばれる形に変換します。

JSON文字列化について

JSONは、JavaScript Object Notationの略称であり、JavaScript上でオブジェクトを記述するためのテキストフォーマットのことです。 JSONは、扱いが簡単なため、多くのWebサービスなどで用いられており、汎用性が高いという特徴を持っています。 タグなどを利用する必要がなく、かっこの組み合わせでデータの組を表すシンプルな形式です。

JSON文字列

Saleceforce stringifyではJavaScriptのオブジェクトを取得し、それをJSON文字列に変換しています。これがSaleceforce Stringify(文字列化)です。 Saleceforceでは数多くのstringメソッドを使って、オブジェクトをJSON形式の文字列に変換して返すことが可能です。後述するstringメソッドを使えば文字列に関するさまざまな変換が可能になります。

Salesforce上で使えるApexとは?

Apexは、Saleceforce独自で開発したオブジェクト指向のプログラミング言語です。Saleceforceのプラットフォーム上でのみ稼働し、Saleceforce上のコア機能のカスタマイズや修正、構築、実行などが可能になります。 JavaScriptからApexのメソッドを使えば、標準機能ではできなかった複雑で動的な動作を行えるページを作成することが可能になります。 Apexは、Javaに似た性質を持っていて、使い易く、効率的な活用が可能であるのが特徴です。

Stringメソッドを使うメリット

stringメソッドとは、文字列を使って実行する処理のことです。Salesforce Stringifyのstringメソッドは数多くあり、便利な使い方ができます。詳細はSalesforceのHPにも紹介されていますが、ここでは、いくつかのメソッドをご紹介します。

addrevite(maxWidth)

addreviteというメソッドを使うと、指定したい文字数に省略記号の3文字を足した数字を入れると、末尾を省略記号「…」にすることができます。例えば以下のような形を取ることが可能です。
string s='abcdefg';
string s2=’addreviate:' + str.addreviate(7);
systemassartEquals: ('abcd...'s2);
systemassartEquals:(7  s2.length());
上記の形で指定すると、指定した7文字中の3文字から、省略記号…のstringを返します。

capitalize

capitalizeというメソッドを使うと、文字列の最初の文字を大文字にすることができます。例えば以下のような形で返すことが可能です。
strings = 'hello world';
string s2 =s.capitalize();
system.assertEquals('Hello world' ,s2);
center(size)center(size)というメソッドを使うと、文字列は指定したサイズで中央に表示されます。またその際、左右には空白が入る形で返されます。指定したサイズが現在の文字列サイズよりも小さければ、文字列には空白は入りません。例えば、以下のような形になります。
strings s ='hello';
string s2 =s.center(9)
system.assertEquals(
     '    hello    ',
     s2);
Salesforce stringifyの基礎を知ってStringメソッドを活用してみよう Salesforce Stringifyに関する基礎知識を深めておけば、stringメソッドを使いこなして、便利な機能を有効に活用することができます。 数多くの便利なメソッドが用意されているので、Salesforce内のガイドを参考にして活用してみましょう。業務の効率化も進み、スムーズに作業が行えます。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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