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Salesforceのカスタムオブジェクトとは?

Salesforceのカスタムオブジェクトの作り方

一から手作業でカスタムオブジェクトを作成する方法
設定機能を使ってカスタムオブジェクトそのものの設定と各項目が設定できます。カスタムオブジェクトの設定方法
以下の手順でカスタムオブジェクトの設定ができます。 1. [設定]→[作成]→[カスタムオブジェクト]の順にクリックします。 2. [表示ラベル]、[オブジェクト名]、[レコード名]を入力し[データ型]を指定します。 [オブジェクト名]は半角英数字のみ、[データ型]はテキストか自動採番のみとなります。 [レコード名]は、このオブジェクトのレコードを一意に認識させるための項目の名前です。例えば、取引先オブジェクトでは取引先名になります。 3.[追加の機能]で必要なものにチェックを入れます。このオブジェクトでレポート機能を使いたい場合は[レポートを許可]、活動機能を使いたい場合は[活動を許可]にチェックを入れます。 ここでチェックし忘れても、オブジェクトを作成した後でも設定可能です。 4.[保存ボタン]をクリックします。カスタムオブジェクトの項目の設定方法
以下の手順でカスタムオブジェクトの項目の設定が可能です。 1. [設定]→[オブジェクトマネージャ]をクリックします。 2. オブジェクト名の一覧が表示されるので、カスタムオブジェクトの名前をクリックします。 3.[項目とリレーション]→[新規]をクリックします。 4.[データ型]を選び[次へ]をクリックします。 5.[項目の表示ラベル][文字数][項目名]を入力して、[次へ]をクリックします。 [項目の表示ラベル]は日本語名で、[項目名]は半角英数文字で指定します。 6.この項目が編集できるユーザのプロファイルを選んだ後、[次へ]をクリックします。 どのプロファイルを選べばよいか分からなければ、変更しなくても後から編集可能です。 7.[保存]をクリックします。この作業を項目の数だけ繰り返します。 項目を連続して追加していきたい場合には、[保存&新規]をクリックします。スプレッドシートをインポートして作成する方法
あらかじめ用意していたスプレッドシートからインポートしてカスタムオブジェクトを作れます。この場合、項目名だけでなくデータも1つ以上入れておくことで、Salesforceが自動的にデータ型を認識します。 1. [設定]→[オブジェクトマネージャ]→[作成]→[スプレッドシートからのカスタムオブジェクト]の順にクリックします。 2.スプレッドシートを、.xlsx ファイル、.csv ファイル、Google スプレッドシート、Office 365またはドライブから選択します。 3.オブジェクトと項目を定義します。 Salesforceは、スプレッドシートの1行目を項目名として認識し、2行目以下をデータとして扱います。データ型が自動特定できたものは[SALESFORCE 項目種別]に記載されていますが、特定できなかったものは、オレンジの枠線で囲まれているので、すべて指定する必要があります。 4.すべての項目種別を設定した後[次へ]をクリックします。 5.オブジェクトのプロパティを指定します。 [表示ラベル][表示ラベル(複数形)]にオブジェクトの日本語名称を入力します。 [API参照名]にオブジェクト名を半角英数文字で入力します。 6.[完了]をクリックします。 7.最後にインポート結果が表示されるので、確認しましょう。カスタムオブジェクトの注意点

カスタムオブジェクトで自由度の高い顧客情報管理を
