2020/11/20

AWSマネジメントコンソールの主な機能7選|利便性についても解説!

 
  

AWSマネジメントコンソールとは?

AWSマネジメントコンソールとはAWS管理用のWebインターフェースです。AWSマネジメントコンソール内に120以上もある全てのサービスやリソースへのアクセス、管理を素早く簡単に行えます。 また、AWSは現在国内外で非常に多くのユーザーに使用されているクラウドコンピューティングサービスです。それでは実際にどのような特徴があるのか実際に見ていきましょう。

AWSマネジメントコンソールの主な機能7選

続いてAWSマネジメントコンソールで一体どんなことができるのか、主な機能を7つ紹介していきます。料金管理機能、セキュリティ対策機能、利用可能サービスの探し方、フィルタリング機能、リソースのグループ化、使用可能言語について説明します。

マネジメントコンソールの主な機能1:料金の一括管理機能

マネジメントコンソールには月額料金の確認機能があります。これはサービスごとの利用料金を確認することができます。 AWS内で利用できるサービスは従量課金制を採用しているものが多いというのが特徴です。そのため長期的な契約などは不要で、水道や電気、公共料金などのサービスを使った分だけ請求が来る仕組みになっています。 この料金は秒単位、時間単位で計算される点やリアルタイムでの月額料金を確認できるのも魅力です。

マネジメントコンソールの主な機能2:安全性の高い認証機能

AWSは政府機関や金融機関にも採用されるほどのセキュリティの高さを誇っています。AWSではクラウドセキュリティを最優先事項として掲げています。 管理者的な立場である「rootユーザー」とAWSマネジメントコンソールにログインするための「IAMユーザー」を分けることができたり、個々や部署、チームごとにID、パスワードを設定できたり、これに認証コードを追加することでセキュリティをより強固なものにもできます。

マネジメントコンソールの主な機能3:サービスの検索機能

AWSには使いたいサービスを探せる検索機能がついています。AWSのホーム画面からこの検索機能を利用できます。 直近で利用したサービスを確認できる「最近アクセスしたサービス」やAWS上で提供している全てのサービスリストを見られる「全てのサービス」などのセクションがあります。 さらにどのページからでも「サービス」をクリックするだけでAWS上のサービスの詳細を一覧で確認できます。

マネジメントコンソールの主な機能4:VPCフィルタリング機能

VPCフィルタリング機能を使えば、使用したいリソースを絞り込めます。VPCとはユーザー専用のプライベートなクラウド環境を提供してくれるサービスのことを言います。 同じアカウント上で複数のシステムを利用していたり、リソースがたくさんあったりする場合には、フィルタリング機能を使うことで、そのVPC下にあるものだけを表示させられます。さらにVPCコンソールの中であれば、ページを移動してもフィルタリング機能はかかったままです。

マネジメントコンソールの主な機能5:リソースをグループ化

リソースを用途に合わせてグループ化することで、スムーズに各リソースを呼び出し、操作できるようになります。この機能をAWSリソースグループと言います。 通常マネジメントコンソール上で使用したいリソースを呼び出すには、各サービスのコンソールに移動する必要があります。しかしリソースグループを使えば、タグベース、AWS CloudFormationスタックベースでグループ化することができ、面倒な操作が不要になります。

マネジメントコンソールの主な機能6:ソリューション構築機能

AWSにはお客様の役に立つソリューション構築機能があります。AWSマネジメントコンソール内にあるチュートリアル、ワークフロー、紹介動画などの資料を閲覧、使用することで適切な使用法を知ることができます。 これによってAWS上の多くのリソースが使用できるようになり、目的のソリューションを構築するために必要なリソースを構築できます。

マネジメントコンソールの主な機能7:言語機能

AWSマネジメントコンソール上では多くの言語に対応しています。 当初は英語のみでしたが、現在は英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、日本語、韓国語、中国語の8言語に対応することが可能です。 また日本語のブラウザ上では基本は日本語での表示になりますが、簡単に使用言語の切り替えを行えます。

AWSマネジメントコンソールの利便性4つ

現在AWSをはじめとする多くのクラウドコンピューティングサービスが存在する中、AWSマネジメントコンソールはその利便性も評価されています。 その利便性は大きく分けて4つあります。ここからは、操作性、管理のしやすさ、ユーザーに合わせたカスタマイズ、モバイルからの利用などについて紹介していきます。

マネジメントコンソールの利便性1:専門知識がなくても操作ができる

AWSはシンプルで直感的な操作ができるような仕組みになっています。クラウドに詳しくない初心者でも操作がしやすく、その利便性の高さから多くのユーザーを集めています。 他社の製品でも操作しやすいような工夫がされていますが、AWSは中でも利用しやすいと言われています。

マネジメントコンソールの利便性2:ブラウザだけで管理できる

AWSマネジメントコンソールはブラウザ上だけであらゆる管理機能があります。 先ほどもご紹介したような、月額利用料金の確認機能、管理者であるrootユーザーやIAMユーザーのID、パスワードなどのユーザー情報の管理や切り替えなどを行うことができます。

マネジメントコンソールの利便性3:カスタマイズできる

ユーザーの用途に合わせてコンソールをカスタマイズできます。この機能は前の項目でご紹介した、AWSリソースグループによるリソースのグループ化だけでなく、使用しているサービスのコンソールをお気に入りに追加することもできます。 お気に入りの追加方法はいたってシンプルで、追加したいサービス名にカーソルを合わせ、サービス名に表示される隣の星をクリックすることで、お気に入りに追加できます。

マネジメントコンソールの利便性4:モバイルからログインできる

AWSモバイルコンソールにはモバイルからのログインが可能です。 iOS、Android用の「AWS Consoleモバイルアプリ」を使用することで、AWS上の多数の機能を携帯電話やタブレットから素早く、簡単に確認、管理ができます。これによって外出先からリソースの使用状況の確認が可能になりました。 またモバイル用のパスワードを設定することで、万が一不正利用された際にも悪用されるのを防ぐ仕組みがあります。

AWSマネジメントコンソールを使いこなして手軽に管理しよう

AWSマネジメントコンソールの主な機能や便利な点についてご紹介しました。 クラウドコンピューティングサービスは現在注目のサービスの1つです。AWSについての知識や技術を身につけることは、ITビジネスで活躍が期待でき、重宝される人材になるでしょう。 みなさんもAWSマネジメントコンソールを使いこなして手軽に管理しましょう。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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