サーバーサイドエンジニアにおすすめの資格とは?資格取得のメリットも解説

 
  

そもそもサーバーサイドエンジニアとは?


サーバーサイドエンジニアとは、名前のとおりサーバー側での処理を担当するエンジニアのことです。
システムのデータ処理やサーバー側で動作するプログラム開発など、ユーザーからは見えない裏側のシステムを開発することが主な仕事となります。

サーバーサイドエンジニアの仕事内容

サーバーサイドエンジニアの仕事内容は、サーバーサイドの設計や開発、保守運用などです。
新規開発では、設計や要件定義などの上流工程から関わることもあり、既存システムの動作変更や機能追加、Webサービスの運用業務など、携わる業務は幅広いです。

サーバーサイドエンジニアの年収

一般的にサーバーサイドエンジニアの年収は、他のエンジニア職や他業種よりも高いと言われています。
年代やスキル、会社によっても異なりますが、平均年収的には400万円程度になると言われてます。
経験やスキルが豊富なサーバーサイドエンジニアになると年収が800万円を超える可能性もあります。

サーバーサイドエンジニアの将来性

今後、IT化の流れは加速していくと言われていますが、サーバーサイドエンジニアをはじめとしたIT人材は不足しています。
そのため、サーバーサイドエンジニアの需要は今度も高い状態が続くでしょう。
ただし、IT業界は情報の移り変わりが激しいため、需要の高いサーバーサイドエンジニアになるべくクラウドなどの新しい知識を習得することが必要です。

サーバーサイドエンジニアにおすすめのネットワーク関連の資格4選


ではスペシャリストを目指すサーバーエンジニアにおすすめのネットワーク関連の資格について紹介します。

1:CCNA

CCNAはCISCOが行っている認定試験です。
CCNA試験にはいくつか種類があり、その中の「CCNA Routing and Switching」は、ネットワークの基盤となるテクノロジーの知識や次世代のテクノロジーに必要なスキルセットを備えた人材であることが証明されます。
知名度が高いため、就職や転職に向けて資格を取得したい人にもおすすめです。

2:CCNP

CCNPはCCNAの上位資格です。
受験するにはまずCCNAの資格を取得しなくてはいけません。
「CCNP Routing and Switching」は企業のLAN・WAN の計画、実装、検証、トラブルシューティングの能力や高度なセキュリティ知識があることが証明されます。

3:ITILファンデーション試験

ITILはITシステムの運用・保守を効率的に管理・実践するためのノウハウをまとめた書籍です。
ITILファンデーション試験では、ITILが定義する基本的な概念や用語を理解していることが求められます。
試験に合格することでITILが定義する用語や概念が理解できており、他のエンジニアと共通の用語でコミュニケーションが取れることが証明されます。

4:AWS認定

クラウドサービスのAWSが行っている認定試験です。
AWSに関する技術スキルとクラウドの専門知識があることが証明できます。

サーバーサイドエンジニアにネットワーク関連の資格が必要な理由


サーバーサイドエンジニアの仕事の中には、トラブルシューティングに対する対応が含まれます。
ネットワーク関連の資格では、トラブルシューティングに対する能力を証明することができるため、ネットワーク系の資格を取得しておくのがおすすめです。

サーバーサイドエンジニアが資格を取得するメリット


資格がなくてもエンジニアとして仕事をすることができます。
しかし資格があれば、さまざまなメリットがあります。

転職に有利な場合がある

資格はその分野に関する専門的な知識があることを客観的に証明してくれます。
もし転職の際に、同じような業務経験を持つ人がいたら、企業は資格の持っている人を選ぶことが多いでしょう。
特に書類審査などを行う場合、持っていない人よりも資格を持っている人の方が有利です。

収入が上がる可能性がある

エンジニアはより高い技術力を身に付けることで、平均年収よりも高額な収入を得られます。
会社によっては技術力を評価し、資格ごとに「資格手当」が支払われる場合があり、収入が上がる可能性があります。
また資格を取得することで、より専門的な知識やスキルを身に付けることで、会社内での地位が上がることも期待できます。

サーバーサイドエンジニアにおすすめのネットワーク関連以外の資格4選


スペシャリストを目指すサーバーエンジニアには、ネットワーク関連の資格以外にもおすすめの資格があります。
ここからは、サーバーサイドエンジニアにおすすめのネットワーク関連以外の資格を4つ紹介していきます。

1:Linux技術者認定資格

Linux技術者認定資格は、LPI-Japanが認定しているLinux技術者としてのスキルを証明できる資格です。
レベルは3段階あり、実務に活かしたい場合には、仮想マシンやコンテナを含むLinuxシステムやネットワークの構築スキルを認定するレベル2の取得がおすすめです。

2:Red Hat 認定システム管理者(RHCSA)

Red Hat 認定システム管理者(RHCSA)はLinuxディストリビューションのRed Hatを販売しているRed Hat社のベンダー資格です。
Red Hatは商用Linuxとして多くの企業で採用されているため、サーバーサイドエンジニアとして取得しておくことで役に立つでしょう。

3:Microsoft認定資格

Microsoft認定資格は、Microsoft製品を扱うスキルを認定するベンダー資格です。
Microsoft認定資格には、3つのレベルと分野ごとの複数の試験が存在していますが、サーバーサイドエンジニアであれば「Windows サーバー管理の基礎」を取得すると良いでしょう。

4:ORACLE MASTER

ORACLE MASTERは、ORACLEデータベースに関するベンダー試験です。
グレードにはBronze、Silver、Gold、Platinumの4つがあります。
Goldを取得していると、高い評価が得られるでしょう。

サーバーサイドエンジニアにおすすめの資格を取得して転職に活かそう


サーバーサイドエンジニアは将来性のある職種ですが、需要の高いサーバーサイドエンジニアになるためには資格を取得してスキルを証明することが重要です。
本記事でご紹介したサーバーサイドエンジニアにおすすめのネットワーク関連の資格やそれ以外の資格を参考に、有効な資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
サーバーサイドエンジニアにおすすめの資格を取得して、転職に活かしましょう。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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