この記事の目次
AWSとは?

そもそも、IPv6とは?

Amazon VPCとは?

ステップ①IPv6 CIDRブロックをVPCと関連付ける
Amazon VPCコンソールの「アクション」から、IPv6 CIDRブロックをVPCと関連付けられます。 まず、AWSマネージドコンソールからAmazon VPCコンソールを開き、該当のVPCを選択した後に「アクション」の「CIDRの編集」をクリックします。 次の画面で「新しいIPv6 CIDRを追加」を開き、「Amazon提供のIPv6 CIDRブロック」を選択し、「ネットワークボーダーグループ」を選び、「CIDR を選択」をクリックすると関連付け完了です。 もし、IPv6 CIDRブロックをサブネットと関連付けたい場合は、Amazon VPCコンソールの左メニュー「サブネット」を開き、該当のサブネットを選択した上で、「アクション」から「IPv6 CIDRの編集」を選択します。 続いて、「IPv6 CIDRを追加」を選択し、IPv6の値を入力してから「保存」をクリックするとサブネットとの関連付けが完了します。ステップ②ルートテーブルを更新する
Amazon VPCコンソールの左メニュー「ルートテーブル」からルートテーブルを更新します。パブリックサブネットを利用している場合は、ルートテーブルを更新して、IPv6の通信をゲートウェイを通るように、インスタンスを有効にする必要があります。 パブリックサブネット用にルートテーブルを更新するためには、Amazon VPCコンソールの左メニュー「ルートテーブル」を開き、該当のルートテーブルを選択します。 次に「アクション」から「ルートの編集」を選択します。「送信先」を指定して入力後、「ルートの追加」をクリックします。最後に「保存」をクリックすると更新完了します。 また、プライベートサブネットを利用している場合は、同様にルートテーブルを更新して、IPv6の通信用に Egress-onlyゲートウェイを通るように、インスタンスを有効にする必要があります。ステップ③セキュリティグループルールを更新する
Amazon VPCコンソールの左メニュー「セキュリティグループ」からセキュリティグループルールを更新します。インスタンスがIPv6経由で送受信できるように、セキュリティグループルールを更新する必要があります。 まずは、Amazon VPCコンソールの左メニュー「セキュリティグループ」を開き、該当のセキュリティグループを選択後、「アクション」から「インバウンドルールを編集」をクリックします。ルールの入力を終了したら、最後に「ルールを保存」をクリックしてルールの更新を完了します。 このルールの更新では、例として、IPv6経由のすべてのHTTP通信を許可する場合うには、「タイプ」で「HTTP」を選択し、「ソース」には「::/0」を入力して保存します。ステップ④インスタンスタイプを変更する
Amazon EC2コンソールの左メニュー「インスタンス」からインスタンスタイプを変更します。 AWSは、現行世代ではすべてのインスタンスで、IPv6をサポートしています。もし、インスタンスタイプがIPv6をサポートしていない場合は、サポートされるインスタンスへ変更する必要があります。 まず、Amazon EC2コンソールの左メニュー「インスタンス」を開き、「アクション」から「インスタンスの状態」、「停止」の順でクリックしてインスタンスを停止します。次に、「アクション」から「インスタンスの設定」、「インスタンスタイプの変更」の順に進みます。 最後にインスタンスタイプで、新しいインスタンスタイプを選択し、「適用」を選択すれば、インスタンスタイプの変更が完了します。もし、新しいAMIでインスタンスを起動する場合では、起動時にIPv6アドレスをインスタンスに付与できます。ステップ⑤IPv6アドレスをインスタンスに割り当てる
Amazon EC2コンソールの左メニュー「インスタンス」からIPv6アドレスをインスタンスに割り当てます。IPv6アドレスは、インスタンスのプライマリーネットワークインターフェイス(eth0)に割り当てられます。 最初に、Amazon EC2コンソールの「インスタンス」から該当するインスタンスを選び、「アクション」の「ネットワーク」、「プライベートIPアドレス」の順で進みます。続いて、「IPv6アドレス」で「新しいIPアドレスを割り当て」を選択します。 ここで、サブネットの範囲からIPv6アドレスを入力するか、デフォルト値の「Auto-Assign」のままにしてIPv6アドレスを自動割り当てすることもできます。 最後に「更新」をクリックしてIPv6アドレスをインスタンスに割り当て完了します。また、インスタンス起動時にIPv6アドレスを割り当てることもできます。AWSでIPv6アドレスを割り当てられるようにしよう!

この記事の監修者・著者

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未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
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