2021/03/29

AWSの請求の仕組みを理解して運用を効率化するための方法をご紹介!

 
  

AWS請求について詳しく解説!理解を深めよう

AWSを利用していく上で請求に関して理解を深めていきましょう。 AWSのサービス利用(基本料金)に関する請求は毎月、指定の住所に送付され前払いのリザーブドインスタンス購入や1回払い料金は直ぐに請求され、当月の請求予定金額や過去の請求金額はいつでも確認が可能です。

AWSの請求についてよくある質問とは

AWSの請求についての質問を解説します。 請求方法や宛名の変更、まとめての支払い、決算に失敗した際など、利用者からよく挙げられる疑問点をいくつかに分けて解説していきます。

クレジットカード以外の請求方法はあるのか

AWSでは、クレジットカードでの請求が基本的な方法ですが、請求額によっては請求書での支払いも可能です。 利用金額がクレジットカードの限度額などを超過してしまった場合は、AWSから請求書のPDFが電子送付され利用者がAWS口座に振り込みする仕組みもあります。 AWS請求支払いは、海外への送金となる為、手数料が利用者負担になるのでご注意ください。

クレジット決済がうまくいかない場合

クレジット決済時にうまくいかないという事は支払いに付き物と言っても過言ではありません。 そのような場合は、慌てずに請求先に登録しているクレジットカード情報に相違がないかなどを再度チェックしてみてください。

請求書PDFの受け取り方や請求書の宛名変更は?

請求書の受け取り方や宛名の変更方法について解説します。 請求書の受け取り方は、AWSコンソール内のBilling設定ページから「EメールPDF請求書の受け取り」のチェックボックスにチェックをします。この際、受け取りはPDFのみですのでご注意ください。 また、宛名の変更は、AWS支払いコンソールを開き「請求書によるお支払い」の項目にて編集が可能です。 クレジットカードの宛名変更は請求書の宛名変更とは少し異なり、AWS支払いコンソールを開くまでは同様ですが、次に「現在の支払い方法」の項目にて編集が可能です。

複数のアカウントの請求をまとめる事は可能か

AWSアカウントが複数ある場合の一括決算についてや、一括決算の際に紐づけ可能な上限について解説します。 AWSでは、複数アカウントの料金をまとめて支払いが出来る一括請求があります。 また、一括請求に紐づけ可能なアカウント数はアカウント毎に異なり、上限の変更などはサポートセンターに連絡する事で可能です。

月額料金やサブスクリプション料金の請求時期

月額料金やサブスクリプションの請求は請求日に少し違いがあります。 月額は、月末締めで締め日の翌月3日か7日に請求書が発行されクレジットカード決済を行います。 サブスクリプションの場合は、購入した時点で請求書が発行されその時点でクレジットカード決済が行われます。 これら2点を踏まえて上手くコスト管理しましょう。

月額料金の確認方法

月額料金の確認方法を解説します。 請求金額を表示するには、AWSマネジメントコンソールを開きBilling and Cost Management コンソールを開きナビゲーションシステムの請求書(Bills)を開いて確認可能です。 月別に分かれているので、Dateで閲覧したい月を選択する事で確認したい月の請求が確認できます。 また、サマリーでは当月の料金詳細などが表示されますが、当月の確定料金が計算されるまで表示はされないのでご注意ください。

請求の予想金額を確認する

AWSでは、Amazon Cloud Watchを利用して予想される請求金額を閲覧する事が可能が出来ます。 AWSアカウントの請求予想金額のモニタリングを有効にし予想金額が計算されデータとしてCloud Watchへ1日数回送信されます。 請求に関するデータは、米国東部リージョンに保存され全ての世界請求額の閲覧が出来、またデータには、サブスクリプションやデータ別AWS全体の予想請求額が表示されています。 AWSアカウントへ請求が上限を超えるとアラームが起動しますが、これは超過した時のみ有効なアラームです。

請求アラートを有効にする方法

アラームを作動させるには、設定を有効にさせておく必要があります。 有効にする事で、AWS予想請求金額をモニタリングし請求データを使用しアラームの作成が可能になります。 アラームを有効にすると、データ収集の無効化は出来なくなってしまいますが、アラームの削除は可能なのでデータ収集を有効化しておきたい場合は、アラームを削除しましょう。 また、アラームの設定が出来るのはモニタリングを有効にしてから約15分程かかります。

請求アラームの設定方法

アラームの設定方法について解説します。 まずは、Billing and Cost Management コンソールを開きナビゲーションでBilling設定を選択した後に「請求アラームを受け取る」を選択します。 これで、設定の保存を行えばアラームの設定は完了です。

AWS請求には代行サポートがお得

ここでは、一部の代行サービスの内容などを解説していきます。 全ての代行サービスが以下の内容で利用が出来るとは、限りません。 代行サービスを利用する事でAWS直契約と違い、請求が日本円での請求書の利用が可能です。 通常は、ドル建てでのクレジットカード決済ですが、代行サービスを利用する事で円建て請求や一定の割引が適用される代行企業やコスト面やサービスが魅力的です。

AWS請求代行サービスの3つの特徴

代行サービスの魅力や特徴を解説します。 代行サービスごとに内容は異なりますが、AWS料金が割引されたり円建て請求が可能なものなど、サポート面が充実しているサービスもあります。 また、代行手数料が無料やAWSアカウント移行なども無料で対応してくれるのでとても充実しています。

AWS利用料金が安くなる場合

代行のサービス内容によって異なりますが、AWS利用料金が安くなる代行企業もあります。 AWSに付いている一括決算機能を活用してユーザーの支払いをまとめ、利用料に応じてボリュームディスカウントが反映されます。 様々なサービスが割引されるなどの代行企業もあるので、コスト削減の観点からは嬉しい特典となっています。

円建て請求書払いが可能な場合

通常のAWSとは、異なり円建てで料金の支払いが可能な所もあります。 通常、AWSではドル建てのクレジットカード請求ですが、代行企業によっては円建ての請求書での毎月の支払いが可能になります。

サポートが無料

サービス利用後のサポートが手厚いのも魅力の1つです。 代行サービスごとに異なった内容でサポートを充実させていますので、自身のニーズに合わせて選びましょう。 中には、様々なユーザーに対して幅広いノウハウを無料で提供して、エンジニアなどがバックアップしてくれる所もあります。 初めて使う方やAWSにあまり詳しくない方も利用しやすいサービス内容になっています。

AWS請求代行は既存のユーザーはどうなるの?

今まで代行を利用していなかったユーザーが代行を利用する際、既存のアカウントはどうなるのかを解説します。 AWSアカウントを利用する代行企業へ移行し既存のAWSアカウントや構築環境を引き継ぐことが可能です。 請求代行サービスでは、代行企業のアカウントを作成してユーザーへアドミニストレーター権限を付与してコスト管理なども可能です。

AWS請求代行の手順

請求代行の手順としてはとても簡単です。 郵便やオンラインでも申し込みが可能で、希望する代行企業へ申し込み、契約が成立した後に代行企業のアカウント発行を行うことでサービスの利用が可能になります。

AWS請求代行を賢く利用して得しよう!

AWS請求は思ったほど難しくはない仕様になっているので、自身にあった利用方法を活用すれば円滑に業務などが進みます。 最近では代行サービスなども参入してきているので、通常のAWSドル建て請求に苦戦していた方は、代行を利用して円建て請求書での毎月の支払なども可能なので利用してみましょう。 サポートなども充実しているのでAWSを初めから代行企業にお願いをして運用していくのも主流となりつつあります。 また、割引が適用される企業などもあるのでうまく活用してAWSを賢く利用していきましょう。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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