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エンジニアに副業をすすめる理由6選
普段エンジニアとして業務を行っているIT人材は、幅広いスキルや専門的な知識を持っています。そのため、エンジニアのスキルを活かして空いた時間に副業を行うのがおすすめです。
ここではエンジニアに副業をすすめる理由6選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
1:案件の単価が高い
エンジニア向けの副業はアプリケーションやシステム開発、サーバー構築などの専門的な知識やスキルが求められるものばかりです。そのため、エンジニア向けの副業は案件1件あたりの単価が高い傾向にあります。
エンジニアとして働いた経験がなければ対応できないような案件も多いですが、エンジニアであればクライアントの要望に的確に答え、求められている成果物を出すことができるでしょう。
2:在宅勤務やリモートワークができる
副業の中には決まった場所に行かなければいけないものもありますが、エンジニア向けの副業の場合は基本的にパソコンさえあれば在宅勤務やリモートワークが可能なものが多くあります。
基本的にクライアントが求めている成果物を納期までに提出できれば、働く場所や時間はエンジニアの自由となっています。
また、クライアントとのやりとりもチャットやメールなどを利用することが多いため、完全にリモートで対応可能です。
3:人との繋がりが増える
エンジニアの副業を始めることで、これまで会社勤めでは関わることができなかったさまざまな人と関わることができるようになります。
特にシステム開発やアプリケーション開発などに対応できる人材を求めているような企業相手に人脈を広げていけるため、将来のキャリアップにつながるような人との繋がりを増やすことができます。
4:フリーランスへのきっかけになる
将来フリーランスとして独立したいという方も多いでしょう。そういった方の場合、エンジニアの副業を受けて経験を積むことで、フリーランスとして独立する足掛かりにすることができるためおすすめです。
前述のとおり、副業を始めることでクライアントなどさまざまな人とのつながりができるため、有効な人脈を広げていくことができます。副業によって築いた人脈は、フリーランスとして独立した後に役に立つでしょう。
5:新しいスキルが身に付く
本業でエンジニアをしている場合、エンジニア向けの副業を行うことで本業にも役立つような新しいスキルを得ることができます。たとえば、興味があっても本業では担当させてもらえなかったような内容であっても、副業であれば好きにチャレンジすることができます。
また、自分が伸ばしたいスキルに関係した案件を重点的に受けることも可能なため、案件次第で仕事に役立つスキルを獲得することができるでしょう。
6:経験の幅が広がる
エンジニアの副業であれば本人が好きに案件を選べるため、これまで経験してこなかったような内容の副業も受けることができます。そのため、エンジニアとしての経験の幅を広げることができるでしょう。
副業によって多くの経験を積むことで、本業でも新しい仕事に挑戦したり、キャリアアップへつなげたりすることができます。
エンジニアが副業を始める時に知っておきたいこと6つ
エンジニアとして働いている方の中にも、これから副業を始めたいと考えている方もいるのではないでしょうか。それでは、実際に副業を始める場合にはどのようなことがポイントとなるのでしょうか。
ここではエンジニアが副業を始める時に知っておきたいこと6つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1:スキルシートの作成をする
エンジニアが副業を始める場合は、相手とのミスマッチを避けるためにもスキルシートを作成しましょう。スキルシートとは自分の持つスキルや経験などを詳細にまとめたものです。
スキルシートを作成することで、クライアントはエンジニアが過去にどのような案件に参画し、具体的にどのようなスキルをもっているのかわかるようになります。このように実績が目に見えるようになれば、より仕事も受けやすくなるでしょう。
2:場合によっては確定申告が必要になる
エンジニアが副業を行う場合、副業の所得のみで年間20万円を超えた場合、確定申告が必要になります。そのため、しっかりと副業だけでも稼ぎたいと考えている場合は確定申告のことも念頭に置いておくようにしましょう。
自分で確定申告を行う自信がないという場合は、無料で利用できる確定申告ツールを使用するとよいでしょう。
出典:国税庁
参考:https://www.nta.go.jp/index.htm
3:希望報酬額を設定しておく
エンジニアとして副業を行う場合、まずは1案件での自分の希望報酬額を設定しましょう。報酬額が曖昧なままやみくもに副業を始めても、思ったような報酬が得られなければモチベーションも下がってしまい、副業も続けられなくなってしまいかねません。
そのため、自分が休日の時間を割いてまで対応するのに納得できる希望報酬額を設定し、その金額の仕事を受けるようにしましょう。
4:友人など近い人から仕事を紹介してもらう
副業を受注する方法にはいくつかの方法がありますが、友人や知人の中に関係した仕事を行っている人がいれば、仕事を紹介してもらうのが手軽で安心です。
友人知人であればどの程度のスキルや経験を持っているのかも把握してもらいやすく、お互いに信頼関係もあるため案件のミスマッチも起こりにくいでしょう。
ただし、知り合いだからこそ条件面が曖昧になってしまうこともあるため、条件を明確にした契約書を作成し、契約を取り交わしておくようにしましょう。
5:クラウドソーシングを利用してみる
クラウドソーシングとは、仕事を探している人と仕事をしてくれる人材をマッチングさせるサービスで、エンジニア案件以外にも豊富な案件が掲載されています。
友人や知人からの紹介が難しい場合でも、クラウドソーシングサイトを利用して契約に至れば即日でも副業を始めることができます。
また、案件の内容や単価もさまざまなので、自分に合った案件を自分で見つけることができるでしょう。
6:フリーランスエージェントへ相談してみる
フリーランス向けの案件を保有しているフリーランスエージェントに登録し、案件を紹介してもらうのもおすすめです。
フリーランスエージェントであれば、エンジニアのスキルや経験、希望などに応じてマッチした案件を紹介してくれるため、はじめて副業を行う場合にもおすすめです。
特に経験の浅いエンジニアの場合は、フリーランスエージェントを利用するのが良いでしょう。フリーランスエージェントにもさまざまな種類があるため、一度チェックしてみると良いでしょう。
エンジニア向けの副業例5選
エンジニアの副業とひと口に言っても、その内容はさまざまです。そのため、これからエンジニアの副業をはじめようと考えている方は、自分がどのような副業を行いたいのかあらかじめ検討しておくと良いでしょう。
ここではエンジニア向けの副業例5選をご紹介します。
1:プログラミングの講師をする
自分で開発業務を行うのではなく、プログラミングの講師を行う副業も案件数は少ないですが存在します。プログラミングの講師の案件は時給制となっているケースが多く、時給も高い傾向にあります。
また、近年ではオンラインスクールもあるため、在宅でできる案件も増えてきました。そのため、人に教えてみたいという方はプログラミング講師の副業を行うのも良いでしょう。
2:WEBサービスを制作する
WEBサービス制作は副業の中でも人気の高い案件で、自分が携わったWEBサービスに対する反応が見やすいのが特徴です。
ただし、WEBサービス制作の場合、一人でWEBサービス開発すべて行う場合にはブラウザ側の開発を行うフロントエンドと裏側の処理を実装するバックエンド両方のスキルが必要になります。
そのため、初心者の場合は画面のコーディングのみの数万円の案件を受けるところから始めると良いでしょう。
3:記事を執筆する
プログラミングに直接かかわる仕事以外にも、これまでのエンジニアの経験を活かしてIT関係の記事をライティングするのもおすすめです。ライティングの仕事にもさまざまな種類がありますが、経験者のみの案件は比較的単価も高い傾向にあります。
これまでライティングの仕事をしたことがないという方でも、ライティングスキルは本業にも活かせるスキルなので挑戦してみると良いでしょう。
4:インフラエンジニアとして働く
将来フリーランスとして独立したい場合には、インフラエンジニアの副業がおすすめです。インフラエンジニアの案件は新規サーバーの導入などが多いため、単価も高いですが、エンジニアの副業の中でも経験やスキルが必要になります。
また、インフラエンジニアの仕事は半永久的に需要のある仕事なので、フリーランスになりたい方はインフラエンジニアの案件を探してみると良いでしょう。
5:データサイエンティストとして働く
データサイエンティストの副業も将来フリーランスを目指すエンジニアにおすすめの副業です。データサイエンティストの副業はPythonやR言語などを使ってデータ解析を行うため、専門的な知識やスキルが要求されます。
また、データ分析によってビジネス上の課題解決を行うような案件もあります。単価も高く、今後はAI開発などでデータサイエンティストの需要は高まるため、高収入を目指す方におすすめです。
エンジニアが副業を始める時に必要なスキル3選
エンジニアの副業を始めてみても、スキル不足で上手くいかないというケースもあるでしょう。それでは、エンジニアの副業にはどのようなスキルが必要になるのでしょうか。
ここではエンジニアが副業を始める時に必要なスキル3選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
1:コミュニケーション能力があるか
副業を行う場合、クライアントと信頼関係を築くためにもコミュニケーション能力が必要となります。
特に副業の場合は直接電話などで話すよりもメールやチャットを利用するケースが多いため、文章で上手く意図を伝えられるようなテキストコミュニケーションスキルを身につけましょう。
2:チームワークで優れた経験値があるか
エンジニアの副業では、プロジェクトチームに途中から参画することも多くあります。しかしエンジニアとしてチームでのプロジェクト経験がない場合、上手く実力が発揮できないこともあります。
そのため、すでに稼働しているチームに溶け込むためにも、チームワークでの経験値を身につけるようにしましょう。
3:自己管理能力があるか
本業を持つエンジニアが副業を行う場合、土日などの副業に充てられる時間を上手くやりくりして納期以内に成果物を提出することが求められます。そのため、高い自己管理能力が必要になります。
会社で仕事を行うのと違って上司に管理してもらうこともできないため、自分できちんとスケジューリングできるようになりましょう。
エンジニアが副業で収入を得るポイント3つ
普段エンジニアとして会社に勤めていて、限られた休みや土日を使って副業をするのであれば、できるだけ効率よく報酬を得たいと考えるのが当たり前です。それでは、エンジニアが効率よく副業で報酬を得るにはどのようなポイントを押さえればよいのでしょうか。
ここではエンジニアが副業で収入を得るポイント3つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1:単価が安い案件を避ける
貴重な休みを使って副業を行うため、労力に対して報酬が見合わなければモチベーションも下がってしまいます。そのため、受けやすそうな案件であっても単価が低いものはできるだけ避けるようにしましょう。
この記事でもご紹介したように、希望金額に満たない案件は避けるようにすると良いでしょう。ある程度の報酬が得られる案件のみを受注するようにすれば、副業も続けていきやすくなります。
2:固定報酬制の仕事を選択する
副業の料金形態には時給制のものと固定報酬制のものがあります。長く時間が取れる人は時給制の方が稼げる可能性がありますが、本業のあるエンジニアは限られた時間しか副業に割くことができません。
また、拘束時間が長くなりやすい時給制は本業にも影響を与えてしまいかねないでしょう。固定報酬制であれば時間管理もしやすく、納期さえ守れば本人の時間が空いたときに対応できるためおすすめです。
3:エージェントサービスを活用する
ある程度副業に慣れてきたと感じたらエージェントサービスを利用してみると良いでしょう。エージェントサービスに登録すれば、エンジニアの希望やスキルにマッチした案件をエージェントが紹介してくれます。
また、クライアントとのやりとりもエージェントサービスが代行してくれるため、時間の限られたエンジニアが継続して副業を行っていくうえで、エージェントサービスが必要不可欠な存在になるでしょう。
エンジニアに転職して副業を始めてみよう!
エンジニアの副業は一般的な副業よりも単価が高く、自身のスキルアップにもつながります。
ぜひこの記事でご紹介したエンジニアに副業をすすめる理由や副業を始める時に知っておきたいこと、エンジニア向けの副業例や必要なスキルなどを参考に、エンジニアの副業にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。