2022/05/24

AWS Certificationとは?出題内容などを紹介します

 
  

AWS Certificationとは?

AWS Certificationとは、AWSが開催しているAWSに関する知識を習得していることを証明する試験です。 この記事では、AWS Certificationの試験概要や試験の出題内容、学習方法などを紹介します。 クラウドに関する専門知識を得られるため、AWS Certificationを取得するのは、すでに業務で使用している方やこれから学習を始める方にとっても、学びを深めるのにとても良い機会になるでしょう。 興味のある方は、是非認定試験についてこの記事で概要を理解して、試験を受けてみましょう。

様々な認定試験の種類について

AWS certificationには、大きくわけてレベルごとと分野ごとに試験がわかれています。 レベルは「基礎コース」「アソシエイト」「プロフェッショナル」の3段階に分かれていて、実務経験の長さや経験した内容に応じて受ける試験の内容が変わります。 分野はレベルによっては統合されている場合もあるため一概には言えませんが、アーキテクト、運用、デベロッパーの3つに分かれて試験が用意されています。 また、この3つのレベル後ごとに分かれた試験とは別に、専門知識ごとの試験も用意されています。自分の状況にあった試験を受験しましょう。 次に、それぞれのAWS Certificationの試験について、概要と試験の料金などについて詳しく説明します。是非、自分のレベルや受けるべき試験の分野と照らし合わせるのに参考にしてください。

クラウドプラクティショナー

AWS Certification試験の中でもクラウドプラクティショナーは、テクノロジーや販売、購買などの分野で最低6か月のAWSクラウド使用経験がある方や、ITの基本的な知識やAWSのプラットフォームについて理解している方向けの試験です。 AWS試験の中ではベーシックな試験なため、AWS全体の概要について問われるような問題が出題されます。 例えば、AWS クラウドとはなにか、グローバルインフラストラクチャについて、ベーシックなアーキテクチャ原理やアカウントマネジメント等です。 この試験の料金は11,000円です。こちらの試験は模擬試験も用意されています。模擬試験を受ける場合は2,000円かかります。

ソリューションアーキテクト – アソシエイト

ソリューションアーキテクトは、AWS における分散システムの可用性とコスト効率などの分野において1 年以上の実務経験を持つ方が対象の試験です。 そのため、出題内容もより実践的な内容が出題されます。例えばネットワーキング、ストレージ、データベースサービスについての実践的な使用経験について、デプロイについてなどが出題されます。 受験料金は15,000円で、出題形式は複数の選択肢から選ぶ問題です。答えが複数ある問題も用意されています。そのため、「適当に選択して正解する」といったことが難しいようにテストが作成されています。受験する場合はしっかり学習してから試験に挑みましょう。

SysOps アドミニストレーター – アソシエイト

こちらは、先ほどのソリューションアーキテクトの試験と同じレベルのため、実務経験は先ほどと同様に1年以上が推奨されていますが、運用に関する経験が1年以上の方を対象としています。 試験内容は、 CLI および SDK/API ツールについて、AWS に関連するネットワーク技術の理解、セキュリティ概念などについてです。 受験料金は15,000円です。受験形式は先ほどのソリューションアーキテクトと同様に、複数の答えがある選択肢形式です。

デベロッパー – アソシエイト

こちらも1年以上の経験を保有する方を対象とした試験です。デベロッパーの方を対象としているので、アプリケーションの開発や保守の経験のある方が対象とされます。 AWSのサービスのAPI、AWS CLI、SDKを使ってアプリケーションを記述する能力や、AWSを使うクラウドベースのアプリケーションの開発・デプロイ・デバッグの実力など、実務経験でAWSの開発に関することを習熟しているかを問われる内容が出題されます。 受験料金は15,000円で、他の試験と同様に複数の答えがある選択肢形式です。

ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル

こちらも、実務経験が2年以上あるDevOps エンジニアを対象としています。 出題内容は高度なインフラストラクチャの構築、オペレーティングシステムの管理、ハイレベルプログラム言語でのコード開発などの知識が求められます。 受験料は30,000円です。出題形式は、複数の答えがある選択肢の形式を採用しています。

DevOps エンジニア – プロフェッショナル

プロフェッショナル試験は、AWS におけるシステムの管理などの実務経験が2年以上の方を対象とした試験です。 そのため、VPS、Direct Connectを使用したハイブリッドアーキテクチャの設計やアーキテクチャ設計に対してガイダンスを提供できたりと、高度な知識と経験が求められる試験内容が出題されます。 ソリューションアーキテクト(プロフェッショナル)の受験料は30,000 円です。ほかの試験と同様に複数の答えが用意されている形式です。

専門知識を問う試験について

先ほど紹介した試験の他に、AWS Certificationでは、専門試験について出題される試験が6種類用意されています。各分野への深い知識を保持していることを証明できますので、興味のある方は是非取得を目指して学習してみましょう。 試験が実施される分野は、ネットワーキング、セキュリティ、マシーンラーニング(機械学習)、アレクサスキルビルダー、データアナリティクス、データベースの6分野です。 各試験の受験料はそれぞれ30,000円です。

AWS Certificationの出題内容

簡単に出題の内容について軽く触れましたが、「AWS Certification試験では、実際にどんな問題が出るのか確認したい!」という方もいらっしゃるでしょう。 AWS Certificationの認定試験では、各試験にサンプル問題を用意しています。また、料金はかかってしまいますが模擬試験も受験できます。必要に応じてそちらも受験してみましょう。実際の試験の感覚をつかみたい方や、いきなり本番で受験するのが不安な方はこちらを利用しましょう。 本番の試験は受験料が10,000円以上はしますので、きちんと出題内容や雰囲気をつかんでから受験に挑みましょう。

AWS Certification試験の申込方法

AWS Certificationの試験を受けるにあたってAmazonのアカウントが必要になりますので、試験を受けるためにはまずアカウントを用意しましょう。 アカウントを使用してログインができたら、AWS training and certificationにログインします。AWS training and certificationは、サードパーティのプロバイダを使用しているので、試験用のアカウントを作成する必要があります。 アカウントを作成したら、あとは画面の指示通りに進めましょう。試験を受験するだけではなく、試験のスケジュールと管理、認定試験履歴の表示と、デジタルバッチへのアクセスなどもできます。 例えば、プラクティショナー試験を受験した後に上級の試験を再度受験する場合がありますので、一度登録したアカウントの情報を忘れないようにしましょう。

AWS Certificationを取得してビジネスに活用しよう!

いかがでしたでしょうか。今回はAWS certificationの試験について概要と、出題内容、料金や申し込み方法について説明しました。 まだ受験を検討している方、どの試験を受けようか迷っている方は、是非この記事を参考にしてください。 また、各試験の出題内容についてはAWS certificationの中で「ホワイトペーパーの中でもこの部分を読むと良い」など、学習してほしい部分について記述されています。ですので、公式サイトから必要な資料を読みましょう。 この記事を参考にしてAWS Certificationの試験を取得し、あなたのキャリアパスに是非役立てて下さい。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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