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SalesforceのSitesとは?

アクセス権限
SalesforceのSitesでは、アクセス権限を持つユーザーのみ情報を参照することができます。 Salesforce組織には、ユーザー、パートナー、商品、ソリューション、アイデアなどの重要なビジネスデータがあり、適切なアクセス権を持つユーザーのみが参照や使用をすることができます。 以前なら、これらの重要なビジネスデータを公開する場合は、WebサーバにカスタムWebページを作成し、サイトと組織でAPIによるデータの受け渡しを行う必要がありました。また、データを収集する際はデータ検証できるように検証用のプログラムを構築する必要もありました。 SalesforceのSitesを使用すれば、サイトと組織の受け渡しはLightning Platformで行うことができ、データ検証はVisualforceページで自動的に行われるため、検証用のプログラムを構築する必要はありません。Sitesの使用例
SalesforceのSitesを使用した例をいくつか紹介します。 1.アイデアサイト サービスや商品に関するアイデアを共有したり評価したりするための公開コミュニティサイトを作成することができます。 2.サポートFAQ 顧客が問題発生時の解決方法を検索できる公開Webサイトを作成することができます。 3.ストアロケータツール 顧客が特定のエリア内の添付を検索できるツールをポータルサイトに追加することができます。 4.従業員ディレクトリ 閲覧者をIPアドレスで制限できるサイトを作成し、従業員ディレクトリを追加することができます。 5.社員募集サイト 公開サイトに業務内容を投稿し、訪問者が応募できるようにすることができます。 6.商品カタログ 公開サイトに会社の全商品、モデル番号、価格、商品画像を表示することができます。Siteドメイン
SalesforceのSitesにおいて、ドメイン名を設定してURLを指定することができます。 ドメイン名を設定するには、次の方法があります。 1.SalesforceのSiteドメインを使用する方法 2.ドメイン名登録機関を介して登録する方法SalesforceのSiteドメインを使用する方法
この方法を選択した場合、作成したSalesforce SiteドメインはすべてのSitesに使用されます。 作成したすべてのSalesforce SitesにSiteドメイン名が適用されます。例えば、開発者用、パートナー用、サポート用それぞれの公開サイトを作成する場合、会社のドメインが「http://SitesName.secure.force.com」とすると次のようになります。 http://SitesName.secure.force.com/developers ・・・ 開発者用URL http://SitesName.secure.force.com/partners ・・・ パートナー用URL http://SitesName.secure.force.com/support ・・・ サポート用URLドメイン名登録機関を介して登録する方法
この方法を選択した場合、ブランド化したWebアドレスを作成することができます。 例えば、「http://www.mycompanyideas.com」のようなブランド化したカスタムWebアドレスを作成できます。 Webアドレスに「secure.force.com」または「salesforce-sites.com」を公開せずに、カスタムドメインをSalesforceサイトドメインにリダイレクトする場合、CNAME レコードを作成する必要があります。SalesforceのLightningとは?

Lightning Sitesを有効化する方法

SalesforceのSitesとLightningを使いこなそう!
