2021/05/21

Salsesforce Files Connectとは?Salsesforce Files Connectの概要とFiles Connectのユーザー管理やアクセス権限

 
  

Salsesforce Files Connectの概要について

Salsesforce Files Connectは、Salesforceユーザーが様々なシステムから外部アクセスし、データの共有、データのアクセス、データの検索を行う事ができるシステムのことです。 例えば、特定のGoogleドライブのデータにアクセスし、特定のデータを検索することが可能です。Googleドライブは、Googleアカウントを持っていれば持っているアカウントに対し、無料で使用できます。

DBに編集データが保存可能

Googleドライブ内にアクセスし、特定のデータの情報を持ってくることでSalesforce内でそのデータを扱う事ができます。データ元を編集することはできませんが、取得したデータに対しては編集が可能になります。 編集後にテキストファイルに編集データを保存することが可能です。編集したデータは、salesforce内で、使用可能になるのでDBに編集データが保存可能になります。

Files ConnectでAzureを使用

Files ConnectでAzureの使用し認証プロバイダを作成することが可能です。Azureの認証プロバイダを作成するには、Salesforceに認証プロバイダを作成しMicrosoft AzureのWEBアプリケーションに作成したプロバイダを登録させます。 Azure内のデータベースにアクセスすることが可能になるので、レコードを取り出すことも可能で特定のレコードの検索も可能になります。

Salesforce Files Connectで組織を有効化

Salesforce Files Connectを使用することにより、Googleドライブなどの外部システムにアクセス可能であると一番最初に説明しました。詳細について説明します。 外部アクセスするためには、File Connectを有効化する必要があります。Salesforce画面の設定からFile Connectと入力後有効化するだけでFile Connectを使用することができます。

外部ファイルをSalesforceで保存

有効化することで、Files Connectを使用できるようになりました。有効化後にファイル共有で下記のいずれかを選択しクリックします。 コピーを選択すると外部ファイルをSalesforceで保存できます。保存したファイルのアクセス権に関係なくファイルは閲覧できます。参照を選択するとSalesforce以外に保存されている外部ファイルが参照可能になります。ダウンロード時にユーザーアクセス権が必要です。

SharePoint でのSOQLについて

Files ConnectでSharePoint の外部データソースを作成することによりプロパティの検索や参照が可能になります。 SharePoint では、外部にアクセスするシステムを作成することが可能で、そのことをカスタムプロパティと呼びます。カスタムプロパティを設定することにより外部システムのSQLを発行し、SELECTなどデータの検索が可能になります。

Files Connectのユーザー管理やアクセス権限について

Files Connectのユーザー管理やアクセス権限について説明します。Files Connectを有効化した際にSalesforceユーザーとグループに外部システムにアクセスする権限の設定ができます。 設定方法は、ユーザー管理画面の設定で権限セットと検索します。検索後プロファイルを選択します。プロファイルの作成を行うか設定済みの権限セットをクリックします。

Files Connect (クラウド)を選択し保存することでアクセスが可能

権限セットをクリックした場合は、システム権限で編集を行えます。プロファイルの作成を行った場合は、システム管理者権限までスクロールします。 AWSやAzureなどのクラウドにアクセスする際は、Files Connect (クラウド)を選択し、保存することでアクセスが可能になります。権限セットの場合は、割当の管理を選択し、クリックする必要があります。その後、割当を追加し、権限を付与しユーザ追加してください。

Googleドライブにアクセスする際の定義

Googleドライブにアクセスする際は、外部データソースの定義を行う必要があります。ユーザーがファイルタブや検索などからGoogleドライブのデータにアクセスする定義を行います。 設定方法は、ユーザー管理画面の設定から検索ボックスに外部データソースと入力し検索することで、外部データソースを設定する画面に行くことができます。その後新規作成をクリックすると設定可能です。

簡単なURLを外部データソースで設定を行う場合

組織でChatterを有効化していると、Salesforceユーザーは別で運用されているwebドメインのホストデータに対し、アクセスが可能です。 アクセス後に編集も可能で、ファイルタブとフィードで使用が可能になります。その際にホストデータにアクセスするので、セキュリティ対策を行っていないと第三者の盗聴の危険性があります。盗聴されると大切なデータが悪用される恐れがあります。

最後に

Salesforce Files Connectについて説明しました。 Files Connectを使用することにより様々なことができるので、Salesforceでできることの幅が広がります。そうすることにより、コーポレートサイトなどのwebサイトで使用する際に外部システムと簡単に連携することも可能になります。]]>

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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