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Visual Studio CodeでSalesforceを開発するには?

Visual Studio CodeのSalesforce開発ツールをインストールする方法

【Step1】Visual Studio Codeをインストールする
Visual Studio Codeの公式サイトから、ご利用のPCのOSに対応したVisual Studio Codeのインストーラをダウンロードします。インストーラを実行し、手順に沿ってインストールを行います。 Visual Studio Codeのインストール直後は英語表記です。必要に応じて拡張機能から「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」をインストールしてください。【Step2】Java Development Kit(JDK)をインストールする
Salesforce Extensions for Visual Studio Codeに同梱されたApex 言語サーバーが、Java Development Kit(JDK)に依存します。そのため、ご利用のPCにJDK 11または、JDK8のインストールが必要です。 Salesforce Extensions for Visual Studio CodeがサポートするJavaには、次の種類があります。Javaのインストールする手順は、各製造元ベンダーの公式サイトをご確認ください。- AdoptOpenJDK 11(推奨)
- Zulu 11(推奨)
- Oracle Java 11(推奨)
- Oracle Java 8
【Step3】Salesforce CLIをインストールする
Salesforce CLIとはSalesforceが提供するコマンドラインインターフェースです。Salesforceの組織を利用した開発や自動ビルドを行います。Salesforce Extensions for Visual Studio Codeでは、バックグラウンドでSalesforce CLIを利用するため、インストールが必要です。 ご利用のPCのOSごとにSalesforce CLIのインストール方法が異なりますので、ご利用のPCのOSに対応した方法をインストールしてください。ご利用のOSが「macOS」の場合
ご利用のPCが「macOS」の場合、次の手順でSalesforce CLIをインストールします。 1.Salesforce developerts公式サイトのSalesforce CLIページにアクセスし、「MacOS」のアイコンをクリックし、「Download for MacOS」ボタンをクリックします。 2.ダウンロードされたpkgファイルをダブルクリックし、インストールします。ご利用のOSが「Windows」の場合
ご利用のPCが「Windows」の場合、次の手順でSalesforce CLIをインストールします。 1.Salesforce developerts公式サイトのSalesforce CLIページにアクセスし、「Windows」のアイコンをクリックし、ご利用のOSのbit数の「Download for Windows …」ボタンをクリックします。 2.ダウンロードされたexeファイルを実行し、インストールします。ご利用のOSが「Linux」の場合
ご利用のPCが「Linux」の場合、次の手順でSalesforce CLIをインストールします。 1.Salesforce developerts公式サイトのSalesforce CLIページからインストールスクリプトをダウンロードまたは、wgetコマンドでインストールスクリプトをダウンロードします。 例)wgetコマンドで64bitのインストールスクリプトをダウンロードするwget https://developer.salesforce.com/media/salesforce-cli/sfdx-cli/channels/stable/sfdx-cli-darwin-x64.tar.gz
2.sfdxディレクトリを作成します。
mkdir sfdx
3.圧縮されたインストールスクリプトを解凍します。
例)64bitのインストールスクリプトを解凍する
tar xJf sfdx-linux-amd64.tar.xz -C sfdx --strip-components 1
4.インストーラを実行します。
./sfdx/install
【Step4】Salesforce Extension Packをインストールする
ご利用のPCにSalesforce Extension Packをインストールします。- Visual Studio Marketplace公式サイトのSalesforce Extension Packページにアクセスし、「Install」ボタンをクリックします。
- Visual Studio Codeが必要な旨を知らせるダイアログが表示されますので、「Continue」ボタンをクリックします。
- 「Visual Studio Codeを開きますか」というダイアログが表示されますので、「Visual Studio Codeを開く」ボタンをクリックします。
- Visual Studio Codeに「Salesforce Extension Pack」の詳細が表示されますので「インストール」ボタンをクリックします。
- Salesforce Extension Packのインストールが完了したら、Visual Studio Codeを再起動します。
【Step5】Javaのインストールディレクトリを設定する
Salesforce Extensions for Visual Studio Codeで利用する「Javaのインストールディレクトリ」を設定します。設定する方法は次の2種類があります。ご利用のPCの状況に応じて、どちらかお好みの方法で設定してください。PCの環境変数「JAVA_HOME 」に設定する
ご利用のPCの環境変数「JAVA_HOME」に、Javaのインストールディレクトリを設定する方法です。 環境変数に設定する方法は、Javaで動作する他のアプリケーションにも影響を及ぼす可能性があります。他のアプリケーションへの影響が心配な場合は、次に説明する「Visual Studio Codeの変数に設定する」方法でご対応ください。 なお、環境変数の設定方法はOSの基本操作ですので、説明を割愛させていただきます。Visual Studio Codeの変数に設定する
ご利用のVisual Studio Codeの変数に、Javaのインストールディレクトリを設定する方法です。ご利用のPCのOSごとに操作が異なりますので、ご利用のPCに対応する方法で設定してください。- Visual Studio Codeを起動します。
- 上部のメニューバーの「ファイル」>「ユーザー設定」>「設定」をクリックします。
- 検索窓に「apex」を入力し、検索します。
- 検索結果に「Salesforcedx-vscode-apex › Java: Home」が表示されますので、Javaのインストールディレクトリを絶対パスで設定します。
- Visual Studio Codeを起動します。
- 上部のメニューバーの「Code」>「基本設定」>「Setting」をクリックします。
- 検索窓に「apex」を入力し、検索します。
- 検索結果に「Salesforcedx-vscode-apex › Java: Home」が表示されますので、Javaのインストールディレクトリを絶対パスで設定します。
Visual Studio CodeでSalesforceを開発してみよう

この記事の監修者・著者

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未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
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