2022/03/24

AWSの登録とは?登録前に必要な準備や登録方法について詳しく解説します!

 
  

AWSの登録とは?

AWSの登録とは何をさすのか、そもそもAWSはどのようなサービスなのかについてご紹介します。また、なぜAWSを利用するために登録が必要なのかについてもお話ししていきます。

そもそもAWSとは?

AWSとは、Amazonが提供しているクラウドコンピューティングサービス Amazon Web Serviceの略称です。 AWSは世界中のデータセンターから175以上の機能サービスを提供しています。

AWSを使うにはアカウント登録が必要

AWS(AmazonWebService)を使用するには、AWSアカウント登録をする必要があります。AWSアカウントを作成すると、AWSが提供するサービスを使い始めることが可能です。

AWSの登録に料金は発生するの?

AWSのアカウント登録は料金が発生するのかについてお伝えします。 最初は無料で始められますが、サービスの利用状況によって料金が発生する仕組みです。どのような場合が無料なのか、料金発生はあるのか解りやすくお伝えします。

AWS登録に費用がかからない

AWS登録のアカウント作成に費用はかかりません。AWS登録してアカウントを取得すると、AWSの85を超えるクラウドコンピューティングサービス機能に対して無料利用枠が用意されています。 それぞれ用意されているAWS機能の無料利用枠内であれば、費用が発生せずに使用することが可能です。ただし注意しなければならないのは、機能がまだよくわからない中で予想外の使用量であった際に費用が課金制で発生する場合があるということです。

AWSの無料利用枠とは?

AWSのコンピューティングサービスには、無料利用枠が用意されています。3種類の無料使用枠があり、常に無料のサービス、12か月間の期間限定無料サービス、トライアル用の短期無料サービスがあります。 AWS登録日から各無料サービス内容にあわせて上限まで利用できます。公式ページから各サービスの無料利用枠を確認しましょう。 無料利用枠の有効期限が切れた場合やアプリケーション試用が無料利用枠を超えた場合は、標準の料金が発生します。

AWS登録に準備しておくことはある?

AWS登録のために準備しておくことについてお伝えします。アカウント作成に必要な情報を入力する際の手順は、AWS登録方法とは?で詳しくお伝えしますので最後までお読みください。 AWS登録に準備しておくことは、Eメールアドレス、ログインに必要なパスワード、AWSアカウント名を決めておく必要があります。他にも準備する必要があるものについてお伝えします。

AWS登録にクレジットカードのエントリーが必要

AWS登録のアカウント作成は無料でできますが、お支払い情報の登録が必要です。クレジットカードまたはデビットカードのエントリーをします。これは無料利用枠が超えた場合の決済方法として必要になります。 基本はクレジットカード決済ですが、支払い時に利用料金が大きい場合、(与信枠を超えるなど)個人の場合は利用料月額2,000ドル程度はAWSより請求書が送られる場合もあるようです。

AWSのプランをチェックしておこう

AWS登録をする前に、無料のAWSサポートプランで許容できるのか、どのようなことをしてみたいのか、公式AWSサイトで料金と見積もり方法をチェックしておきましょう。

AWSの登録方法とは?

AWS登録方法についてアカウント作成の流れをご紹介します。必要な情報を手元に用意して進めていきましょう。 AWS登録には公式AWSサイトのサインイン画面で【新しいAWSアカウントの作成】へ進む方法と、公式AWSのサイトへ進み【今すぐ無料サインアップ】をクリックする方法があります。 AWSアカウントの作成画面へ切替、言語を日本語へ選択して入力していきます。

AWS登録方法その①AWSアカウントの作成

公式AWSサイトからAWSアカウントの作成画面へ進みます。日本語への選択は画面右上で切替が可能です。 AWS登録用の「Eメールアドレス」、「パスワード」、「パスワードの確認」では同じパスワードを入力、「AWSアカウント名」を入力し、続行を押します。 AWS登録用の「Eメールアドレス」は登録後のAWS側からの通知などに利用されます。

AWS登録方法その②連絡先情報を入力

AWSアカウント作成画面から連絡先情報画面へ進み、お客様情報を入力します。個人利用はパーソナルを選択、法人利用はプロフェッショナルを選択する必要があります。 各項目の入力は半角英数字で行いましょう。会社名以外は、必須の項目です。はじめに「フルネーム」、ハイフンや記号なしの「電話番号」、住所を入力「国」「住所の番地や建物」「市区町村」「都道府県」、ハイフンなしの「郵便番号」の順で入力します。 AWS利用規約(アグリーメント)を確認し同意の上、チェックボックスをクリック後に「アカウントを作成して続行」をクリックします。

AWS登録方法その③お支払い情報を入力

AWSアカウント作成から連絡先情報を登録後は支払い情報を入力します。さきほど必要になると伝えたクレジットカードまたはデビットカードの情報を入力します。 「カード番号」を半角数字で入力、「有効期限日」を選択、「カード保有者の氏名」、前画面で入力している連絡先住所が表示され変更がなければ「請求先住所」に選択し入力が完了後「検証して追加する」ボタンをクリックしましょう。 クレジットカードまたはデビットカード登録にあたって、AWS側が確認のために1ドル(USD/EUR)の請求をします。カードの有効性を確認後(3日から5日間程度かかる)、1ドル(USD/EUR)の請求は削除されます。

AWS登録方法その④本人確認

AWS登録アカウントの本人確認をする画面へ進みます。本人確認のためSMSまたは日本語自動音声電話によるアカウント認証をしましょう。 検証コードの受取方法を選択します。各項目へ進み、「国及びリージョンコード」を選択、「携帯電話番号」を入力する必要があります。 「セキュリティチェック」を入力後、検証コード受取ボタンをクリック、SMSを選択するとスマートフォンへテキストが送られ、音声電話では音声案内があります。 認証コードの入力欄に、4桁の数字が届くので時間内での入力が必要です。「コードの検証」を選択し「本人確認が終了しました」とメッセージが表示されたらOKです。その後は「続行」をクリックします。

AWS登録方法その⑤サポートプランの選択

AWS登録の時にAWSのサポートプランを選択します。用途に合わせたAWSサポートプランが3タイプあり、「ベーシックプラン」は無料で始めることが可能です。 その他に、有料の「開発者プラン」と「ビジネスプラン」があります。各AWSサポートプラン内容の詳細は画面上の「詳細はこちら」をクリックして公式AWSサイトの「AWSサポートのプラン比較」を確認して選択しましょう。 AWSアカウント登録の作成後、「アマゾンウエブサービスへようこそ」画面にかわります。数分でAWSアカウント登録が有効になり、完了の通知メールがくるとAWSアカウント登録が完了です。

AWS登録するとき注意点はある?

AWS登録で注意しておくことについてお伝えします。無料でAWS登録が可能ですが利用枠の上限を超えると料金が発生すること、そしてAWS登録時のアカウント作成で個人情報を入力するのでアカウント乗っ取りを防ぐことについて対策が必要です。 知らないうちに無料枠以上を利用してしまい料金が発生する場合があること、そしてAWS登録時のパスワードなど個人情報の管理には十分注意しましょう。 対策例をご紹介します。

予想外の課金を回避する

AWS登録を一通り済ませた後、予想外の料金発生を回避する設定をしておきましょう。「AWS Budgets」は、AWS無料利用枠の使用状況を自動的に追跡して使用制限を超える予測がある場合に、AWS登録時のメール宛にEメールアラートを送信するサービスがあります。 自動的にAWS無料利用枠の使用状況アラートを受け取る設定になっていますが、アラート設定は「Billing Preferences」から設定可能です。

AWS登録アカウントで多要素認証を使う

AWS登録が完了した後にAWSアカウントをログインの時に使用します。メールアドレスとログインパスワードのみになりますが、悪用されないようセキュリティを高める必要があります。 AWSアカウントに多要素認証(MFA)を設定することが可能です。簡単にログインできる分、本人以外にアカウント情報を知られた場合は、他の人も容易にログインできてしまということを防ぎましょう。 AWSアカウントのサインイン→IAMユーザーからルートアカウントのMFAを有効化を選択→「MFAの管理」クリック→「仮想MFAデバイス」にチェック→「次のステップ」→注意書き確認→「次のステップ」へ進みます。 「MFAデバイスの管理」でQRコードを読み取り→表示された認証コード2つ入力→「仮想MFAの有効化」クリック→「完了」クリックして、MFAデバイスは正常に関連付けられましたとメッセージがあれば完了になります。

まとめ

AWS登録アカウント作成に関して用意が必要なことやアカウント作成方法の手順についてお伝えしました。 AWS登録は費用がかからないので、簡単に作成できますがAWSの機能の無料利用枠以外は料金が発生します。知らずしらずの内に料金が発生し、請求が来てびっくりすることがないよう計画的な使い方をしましょう。 またクラウドコンピューティングサービスを使いますから、セキュリティ管理は必須です。AWS登録後はアカウントログインのIDとパスワード管理を徹底しましょう。]]>

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

おすすめの動画

  • 【未経験からIT業界へ転職するなら】相談窓口とスキルの獲得はここで解決!IT転職が一気に有利に!【キャリアチェンジアカデミー】

  • 【費用一切不要】未経験からIT業界へ転職するならまずはここへ相談!【キャリアチェンジアカデミー】

  • 【何のエンジニアになれるのか?】未経験からITエンジニアを目指すとこんな道がある【キャリアチェンジアカデミー】