インフラエンジニアがAWSでサーバー構築するシーン「構築編」をお送りします。
この記事の目次
AWSでサーバーを構築する手順
AWSでサーバーを構築する手順はいくつかありますが、ここではWindowsを使った手順を紹介します。
1.コンソールへのサインインとVPCの作成
AWSのコンソールにサインインし、「ホームに戻る」→「リージョン選択」→「アジアパシフィック(東京)」を選択します。 「サービス」→「VPC」→「VPCウィザードの起動」の順にクリックします。 「1つのパブリックサブネットを持つVPC」から「選択」をクリックし、VPCを作成します。
2.Amazon EC2のインスタンス作成
EC2管理ページを開き「サービス」→「EC2」→「インスタンスの作成」をクリックします。 「クイックスタート」からAmazon マシンイメージ(AMI)の選択を行います。 インスタンスタイプの選択と詳細設定を行い、最後にストレージの追加をします。
3.Windowsサーバーへのリモートデスクトップ接続を行う
Windowsパスワード取得のため、インスタンス→「作成したインスタンス」→「アクション」→「Windowsパスワードの取得」を行います。 秘密鍵情報の送信を行い、「パスワードの複合」をクリックし、Windowsログイン情報の取得を行います。 ユーザー名とパスワード、パブリックDNSはメモしておきましょう。 次にインスタンスへリモートデスクトップ接続を行います。 Windowsの「スタート」→「すべてのアプリ」→「Windowsアクセサリ」→「リモートデスクトップ接続」をクリックし、接続します。
AWSでサーバーを構築するメリット
AWSのようなクラウドサーバーとオンプレミスサーバーとの大きな違いは時間短縮とコストです。 オンプレミスは物理的なサーバー環境を構築するのに、時間もコストもかかります。 特に自社のデーターセンターは多くのメリットもありますが、初期費用と構築時間ではクラウド環境には勝てないとされています。 クラウドサービスであれば、必要なリソースをオンライン上ですぐに手に入れられます。また、利用した分だけ支払えばいい従量課金制が採用されているので、余分な費用を支払わなくてすみます。 さらに、AWSはISO 27001、SOC、PCI DSSなど世界基準のセキュリティ要件を満たしており、ビジネス面でも安心して利用できるサービスといえます。
様々なメリットがあるAWS
多くのメリットがあるクラウドサーバーに移行する企業も増えており、その中でもAWSはトップクラスのシェアを誇っています。 インフラエンジニアは今後もAWSサーバーの構築に携わることも多いので、スキルを身に付けてみてはいかがでしょうか。
この記事の監修者・著者
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未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
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