2020/12/17

フリーランスエンジニアに資格は必要?おすすめの資格5つを紹介!

 
  

フリーランスエンジニアとは?


エンジニアとして仕事をするためには企業に務めるという方法があります。しかし、会社員としてのエンジニア以外にも、フリーランスとしてエンジニアになるという方法もあります。

フリーランスエンジニアはあくまでもフリーランスなので、業務の全てを自分で行うことになるため、自分で営業をして仕事を獲得する必要があります。また、仕事内容や報酬なども自分で交渉して契約をする必要があります。

フリーランスエンジニアと契約をする企業は、社外の人間に仕事を任せることになるため、能力や実績、信頼なども重要となります。

フリーランスエンジニアに資格は必要?


フリーランスエンジニアになるためには、特に資格はないので誰でもフリーランスエンジニアになることはできます。しかし、フリーランスエンジニアは自分で仕事を獲得しなければいけないため、能力や実績、信頼などを顧客となる企業から獲得する必要があります。

それらを企業から獲得するためのアピール材料として、資格は必要になります。そのため、フリーランスになるために資格は必須ではありませんが、仕事を得るためには資格が必要です。

フリーランスエンジニアが資格を取得するメリット3つ


資格を取得していなくても、フリーランスエンジニアになることはできます。しかし、フリーランスエンジニアは会社員ではないので、自分で仕事を獲得する必要があります。

その仕事を獲得する際や、フリーランスエンジニアとして仕事を行っていくうえで、資格を取得しておくことで得られるメリットがいくつかあります。

そのメリットは非常に大きいので、フリーランスエンジニアにとって資格の重要性を把握するためにも、どのようなメリットがあるのか知っておきましょう。

資格を取得するメリット1:スキルを証明できる

フリーランスエンジニアは仕事を獲得するために、自分で営業を行う必要があります。また、企業側がフリーランスエンジニアと契約する場合は、社外の人間に重要な仕事を任せることになります。

そのため、フリーランスエンジニアは自分で仕事を獲得するために、能力や実績を示して、信頼を得る必要があります。しかし、言葉だけでは具体的にどのれだけでの能力や実績を持っているのか企業が正確に判断できない場合もあります。

そのような場合に資格を取得しておけば、自分が持っているエンジニアとしての能力を明確に伝えることができます。自分の能力が明確に伝わることで、企業はそのフリーランスエンジニアがどのようなことをできるのか判断することができます。

資格を取得するメリット2:スキルアップにつながる

フリーランスエンジニアは資格を取得しなくてもなることができます。そのため、能力や実績があり、仕事が獲得できている人は資格を取得しないという場合もあります。

しかし、資格を取得しておくことで、獲得できる仕事が増える可能性があります。また、新たな仕事を経験することでスキルアップを期待することができます。

さらに、少し違う分野の資格を取得すれば、新しい知識を身につけ、仕事の幅を広げられることもスキルにアップに繋がるでしょう。

資格を取得するメリット3:実務に活かせる

資格を取得すれば、その資格を活かせる仕事を獲得できる可能性があります。また、その資格を取得する際に身につけた知識を実務に活かして、実績として積み重ねることができます。

フリーランスエンジニアは仕事を獲得するために実績が重視されることがよくあります。しかし、その実績を積み重ねるためには、まず仕事を獲得する必要があるので、資格も必要になります。

ただし、企業によってフリーランスエンジニアに求めることは異なります。そのため、自分が求める仕事を獲得していくためには、どのような実績を積む必要があり、どの資格が必要であるか判断して取得しなければいけません。

フリーランスエンジニアにおすすめの資格5つ


フリーランスエンジニアは資格を取得しなくてもなることができます。しかし、フリーランスエンジニアとして仕事を獲得していくためには、資格は取得しておいた方が良いでしょう。

ただし、フリーランスエンジニアにおすすめな資格はいくつかあります。取得した資格によって、フリーランスエンジニアとしての方向性が決まる部分もあるので、どのような資格を取得すべきか判断する必要があります。

その判断をするためにも、どのような資格があるのか把握しておきましょう。

AWS認定資格

まず始めに、AWS認定資格があります。最近ではクラウドコンピューティングが主流となっており、Amazonが提供するAWS(Amazon Web Service)が世界で最も使用されているクラウドコンピューティングです。

AWSではどんなことができるかと言うと、サーバーの構築、データベースの構築、インフラ設計など、サービス開発やシステム開発における基盤を構築することができます。

AWS認定資格では、このようなAWSサービスがどれくらい扱えるかの資格で、現在AWS認定は11種類の分野別の資格が用意されています。最近では多くのIT企業でAWSが使用されているので、取得しておくと非常に需要が高い人材になれるでしょう。

Linux技術者認定

Linux技術者認定(Linux Professional Institute)は、グローバル基準の認定で、現時点で約175,000以上の認定保持者がいます。

Linuxとはそもそも何なのかというと、WindowsやMacと同じOSと呼ばれるものです。LinuxはMacOSなどと異なりカスタマイズできるOSと認識してもらえればOKです。

Linuxは主にサーバー用として使うOSで、システム開発やサービス開発をするときに用いられています。そんなLinuxをどこまで扱えるのかを指標にしたものが、Linux技術者認定です。

日本のIT企業でも多く利用されており、LPIによると日本企業の約7割にLinuxが導入されています。

つまり、Linux技術者認定を取得すると、大きな市場にアプローチすることができます。

国家資格

ITエンジニアの資格にも国家資格が存在し、例を挙げると「基本情報技術試験」や「応用情報技術試験」などがあります。これらの資格は、IT系の広範囲な知識が求められる資格で、ネットワーク、プログラム処理の流れ、サーバー、ドメインなどさまざまです。

つまり、国家資格を持っておくとITリテラシーが高い人材として優遇されるでしょう。

また、IT系の国家資格の中でもトップクラスの資格として「ITストラテジスト」があります。このITストラテジストは、IT技術を用いて企業戦略や提案、実行するなどコンサルタントのような資格に該当します。

コードを書くプログラマーと言うより、システムの設計やマーケティングを担当するシステムエンジニア(SE)に向いている資格と言えるでしょう。

シスコ技術者認定

シスコ技術者認定(Cisco Certified Network Associate)は、世界最大手のネットワーク関連機器メーカーであるシスコシステムズ社が実施しています。つまり、ネットワーク系のエンジニアであれば、このシスコ技術者認定を取得しておくと、有利になります。

Ciscoのネットワーク関連の製品は、世界中の多くのIT企業で使用されており、資格を持っておくと非常に需要の高い人材になれるでしょう。

ネットワークエンジニアのスキルは可視化しにくいので、資格を取得しておくと一つの指標となります。

オラクルマスター

最後に、日本オラクル社が主催するオラクルマスター(Oracle Master)があります。

オラクルは「Oracle Database」と呼ばれるデータベース関連の製品を販売している会社で、日本国内のリレーショナルデータベース管理ソフトウェア市場において約半数となる49.9%のシェアを占めています。

つまり、オラクルマスターを取得すると、非常に大きな市場で活躍できる人材になれます。

オラクルマスターでは主に、SQLやデータベースに関する問題が出題されます。

資格だけじゃないフリーランスエンジニアに必要なスキル3つ


フリーランスエンジニアはフリーランサーのため、何でも自分で行う必要があります。そのため、フリーランスエンジニアはエンジニアとして必要なスキルだけでなく、他にもいろいろなスキルが必要になります。

そのスキルの中には、企業に務めるエンジニアであれば必要のないスキルもあります。エンジニアとしての能力や実績だけではフリーランスエンジニアを続けられなくなる可能性もあるので、エンジニアに関するスキル以外では、どのようなスキルが必要になるのかも把握しておきましょう。

フリーランスエンジニアのスキル1:営業力

フリーランスエンジニアは自分で仕事を獲得しなければいけないので、企業から仕事をもらうための営業力や交渉力などが必要になります。

また、フリーランスエンジニアはフリーランサーなので企業に属しているわけではないので、個人で企業に営業をしたり、交渉を行ったりなどすることになります。そのため、会社勤めの営業が仕事を獲得するよりもハードルは高く、契約までに必要な知識の幅は広く、量も多いです。

フリーランスエンジニアのスキル2:コミュニケーションスキル

フリーランスエンジニアは仕事内容によっては1人で仕事を進めることもあります。しかし、エンジニアの仕事ではチームを組んで、複数人で連携を取って仕事を進めることが多いです。

フリーランスエンジニアは社外の人間となるので、仕事で関わる人たちとのコミュニケーションは特に重要となります。

もし、コミュニケーションスキルが不足していると、自分の伝えたいことを正確に伝えられなかったり、相手の話しの意図が把握できないなど、仕事でのトラブルの原因となってしまう可能性があります。

フリーランスエンジニアのスキル3:自己管理スキル

フリーランスエンジニアは全ての業務を自分で行う必要があります。そのため、いつ、どの仕事をするのか、いつまでに、どの仕事を終わらせておかないといけないのかなど、自分でタスク管理やスケジュールの組立なども行います。

もし、これらの管理ができなければ、仕事が納期に間に合わない、納期を把握できていないなどのトラブルに繋がってしまう可能性があります。

仕事の自由度が高いフリーランサーだからこそ、仕事の内容や量、スケジュールなどを自己管理できる能力が必須となります。

資格を取得してフリーランスエンジニアとして活躍しよう


フリーランスエンジニアになるのに資格は必須ではありません。しかし、フリーランスエンジニアは仕事を獲得したり、スキルアップをしたりなどするために資格が必要となります。

そのため、もしフリーランスエンジニアとして活躍を続けていこうと思っているのであれば、資格取得を目指しましょう。また、その資格にはいろいろな種類があるので、自分に必要な資格を見極めるようにしましょう。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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