この記事の目次
AWS Honeycode
AWSとはAmazonから提供されているクラウドコンピューティングサービスのことです。Honeycodeとはフルマネージド型のサービスでプログラミングを必要としないサービスのことです。
Honeycodeを使うことで、強力なモバイルおよびアプリケーションを構築できます。
AWSとは?
AWSとはAmazonから提供されているクラウドコンピューティングサービスの総称です。AWSとはAmazon Web Servicesのことです。
クラウドコンピューティングとは、ソフトウェア、ストレージ、データベースなどのコンピューターを使った多くのサービスを、インターネットを介して使用することです。
インターネット環境さえ整っていれば、より早く、より簡単に、高度なデータベースや、大容量のストレージを必要な分だけ利用できます。
Honeycodeはプログラミング不要のサービス
HoneycodeとはAWS Honeycodeのことで、AWSサービスの一つです。また、プログラミングが不要で、シンプルなビジュアルアプリケーションビルダーを利用できます。
ノーコードでのアプリ構築ができ、社内アプリケーションなどの作成・配布が簡単にできます。
Honeycodeとは?
Honeycodeとはプログラミングを必要とせずにコードが書けるモバイルやアプリケーションを構築できるAWSサービスです。
Honeycodeには「コードを記述しなくてもよい」「慣れ親しんだスプレッドシートや数式が生かせる」という大きな2つの特徴があります。
Honeycodeの必要性
Honeycodeの役割は、自分や他のチームメンバーがすぐに使える慣れ親しんだアプリケーションテンプレートがあります。
コードを書かなくても、モバイルやウェブアプリケーションを作成できます。AWSサービスは使い慣れたスプレッドシートを採用しており、数分で始められます。普段使っているシート、テーブル、値、数式についての知識をそのまま使えます。
Honeycodeのアプリケーションテンプレート
Honeycodeのアプリケーションテンプレートには自分や他のチームメンバーがすぐに使える一般的なものが含まれています。
Simple To-do、Customer Tracker、Simple Surveyなど多くのテンプレートがあります。これらのアプリはいつでもカスタマイズでき、変更はすぐにデプロイされます。空のテーブルから開始することも、既存のデータをCSV形式でインポートすることもできます。
AWSのHoneycodeを利用するメリット5つ
Honeycodeを利用するうえで、予め知っておきたいメリットが5つあります。
簡単に始められること、無料で試せること、カスタムアプリが共有されて即座に更新されたり、Webやモバイルデバイス用のアプリの集中管理が可能なこと、AWSのサービスと統合されていること、これらについて説明します。
AWSのHoneycodeを利用するメリット1:簡単に始められること
1つ目のメリットは簡単に始められることです。
プログラミングは不要です。コードを記述しなくても強力なモバイルかつウェブアプリケーションを構築することです。
Honeycodeの始め方は、Honeycode Builderにアクセスして、アカウントを作成します。
ログインした後、ワークブックとアプリ、または複数の検索、フィルター、表示オプションとともに、My Driveが表示されます。
既存のアイテムを開いて検索するか、[Create workbook]をクリックして新しいものを作成できます。その操作の後、[Simple To-do]テンプレートを選択します。
ワークブック、テーブル、アプリが作成され、すぐに使用できます。ユーザーとアプリを共有したり、検査してからシェアしましょう!
AWSのHoneycodeを利用するメリット2:無料で試すことができる
2つ目のメリットは無料で試すことができることです。
Amazon Honeycodeは、メンバー数20名、ワークブック1冊あたり2,500行までのチームであれば無料で利用できます。
追加の容量が必要な場合は、有料版にアップグレードできます。
AWSのHoneycodeを利用するメリット3:即座に更新される
3つ目のメリットは即座に更新されることです。
Honeycodeで構築されたカスタムアプリは常に最新の情報でビジネスの変化に応じて適応させて、アプリやそのデータに加えられた更新は即座に自分のチームに共有されます。
各チームメンバーが必要なデータのみを見ることができるようにHoneycodeのカスタムアプリを設定できます。
AWSのHoneycodeを利用するメリット4:モバイル化が可能
4つ目のメリットはモバイル化ができます。自分のチームがどこからでも作業できるようになります。
ウェブブラウザおよびモバイルデバイス用のカスタムHoneycodeアプリを構築することができます。
各チームメンバーが必要なデータのみを見ることができるようにHoneycodeアプリカスタムを設定できます。
AWSのHoneycodeを利用するメリット5:AWSのサービスと統合されている
5つ目のメリットは、AWSのサービスと統合されていることです。
AWSでは既存のワークフローが統合できます。
Zapier、Amazon AppFlowは、Honeycodeと何百万ものアプリケーションSaaSアプリケーション(SalesForce、Marketo、Amazon S3など)との間でデータを双方向に移動させてワークフローを簡単に設定できます。
ユーザーは、Honeycodeまたは他のアプリケーションを、データ移動のリソースまたはデスティネーションとして設定できます。
AWSを利用するときのポイント3つ
AWSのHoneycodeを利用するときのポイントが3つあります。
BETA 版でリリースされていること、無償・有償プランがあること、そしてHoneycodeのアカウントの作成が必要だということです。
特色を正確にとらえて実践することが重要です。それでは1つずつ説明します。
AWSのHoneycodeを利用するときのポイント1:BETA版であること
AWSのHoneycodeを利用するときの1つ目のポイントはベータ版でリリースされていることです。
Honeycodeは、フル機能を備えた製品です。この新製品に対する追加フィードバックを得るために、ベータ版をリリースしています。
Amazon Honeycodeは使いやすいだけでなく、使ってみた人やチームの生産向上に役立つアプリを構築するのに十分な能力を備えています。ぜひHoneycodeを試してみて、すばらしいものを作ってみましょう。
Amazon Honeycode Fourumでは、質問したり、他のユーザーから学んだり、スタートするのに役立つチュートリアルやその他のリソースを見つけたりする場所があります。
AWSのHoneycodeを利用するときのポイント2:無償・有償プランがあること
AWSのHoneycodeを利用するときの2つ目のポイントは、無償・有償プランがあることです。
Amazon Honeycodeのベーシックプランでは、20ユーザーまでのチームであれば無料で利用でき、ワークブック事に2,500行のデータが含まれています。追加の容量が必要な場合は、有料プランにアップグレードできます。
チームとは、ワークブックを作成、共有したり、他のチームメンバーとアプリを構築、共有することができます。
AWSのHoneycodeを利用するときのポイント3:Honeycodeのアカウントが必要であること
3つ目のポイントは、アカウントの作成が必要なことです。
AWSのHoneycodeでアカウントを作成しましょう。フルネーム、仕事用のEメールアドレス、パスワードを入力すればすぐにアカウントができます。
以前、アカウントを作成した人はサインインしましょう。Eメールアドレスを入力してContinueを押して完了です。
AWSのHoneycodeを利用してみよう!
AWSのHoneycodeはプログラミングを必要とせずにカスタムアプリ構築することによって、プロセスの承認、イベントスケジュールリング、顧客関係管理、ユーザー調査、ToDoリスト、コンテンツや在庫などの追跡や管理する必要がなくなるという特徴があります。
さらに手動ステップの自動化やカスタムHoneycodeアプリを設定して、更新があったときに自動的にチームに通知したり、アクションを起こす順番をリマインドしたりすることもできます。
まずは無料で試してみて下さい。
この記事の監修者・著者

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未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞