2020/12/17

人脈作りもできるとうわさのもくもく会とは?注意したい3つのマナーやルール

 
  

もくもく会とは?


もくもく会とは、まとまった人数で集まって勉強や作業などをするための会合のことです。あらかじめ日時や場所、趣旨、だいたいの参加人数など決めた上で、参加者を募ります。場所はカフェや貸し会議室などを利用することが多いです。

自習室ほど緊張感のある雰囲気で勉強するわけではありませんが、良い刺激になるでしょう。IT系の分野をテーマとするもくもく会が多く、参加する人の大半はITエンジニアです。

また、会によっては簡単な自己紹介をするなどして、参加者同士で交流が持てる場合もあります。そのような会なら人脈作りにも役立つでしょう。

資格の勉強をしている人なら、同じ資格の取得を目指している仲間と出会える機会にもなります。第○回という具合で、同じ趣旨のもくもくの会を定期的に開催していることも多いです。毎回参加している人もいれば、ときどき参加する人もいます。

参加したいときだけ参加できるというのも、もくもく会のメリットです。

もくもく会の5つのメリットとは?


同じ目的を持つ複数人で集まるとはいえ「それぞれが1人1人独立した状態で勉強することに意味がある」のがもくもく会のやり方です。

ここからは、もくもく会のメリット5つを見て行きましょう。

1:やる気が出る

勉強すると決心しても、一人だといつの間にかスマホをチェックしたり、PCで調べものをしているつもりがネットサーフィンしてしまったりすることがあります。

そのせいで、なかなか本題に入れない人も多いでしょう。しかし、勉強や作業する目的で集まることで、集中力を発揮し、やる気が湧いてくる人もいます。

他人がいるほうが集中できる人にはおすすめです。

2:人脈が作れる

もくもく会で勉強や作業していると、自然に参加者との交流が生まれます。プログラミングを始めたばかりで、勉強仲間や社外のエンジニアと知り合いたい人にとっては、新たな人脈を作るチャンスです。

また、会社や家だけでなく、外に出て新たな人脈を作りたい人にはもくもく会を利用することはとても有益と言えるでしょう。

3:質問ができる

勉強や作業中には、難しい問題に出くわすことがあります。特にプログラミング初心者は、専門用語の難しさで行き詰り、なかなか解決できない問題に直面することが多くあります。

同じ目的で集まったもくもく会なら、専門知識のある人に分からないことを質問できるので安心です。

しかし、もくもく会によっては喋ってはいけない雰囲気の場合もあるので、あらかじめ主催者に問い合わせると良いでしょう。

4:他の人と話すことで思考を整理できる

もくもくと勉強や作業する中では、同じ目的で集まった他人と話す時間もあります。自分とは異なる勉強法や解決法に触れることで、話しながら思考を整理できます。

特にプログラミングなどIT関連仕事は1人で取り組む場面が多く、先が見えず行き詰りがちです。悩みを他の人に聞いてもらい、話すうちに心が軽くなれば解決につながります。もくもく会での出会いがきっかけで悩み解決につながるでしょう。

5:業界トレンドにキャッチアップできる

同じ目的を持って勉強する仲間たちともくもく会に参加することは、さまざまな問題解決だけでなく、効率的な情報収集、業界トレンドのキャッチアップにもつながります。

IT業界は日々進歩しているので、もくもく会参加者を通じて情報収集し、さらなるキャリアアップ・スキルアップを目指しましょう。

もくもく会がおすすめの人とは?


メリットが多く効率的に仕事をするために最適なもくもく会ですが、すべての人にもくもく会が向いているとは限りません。ここからは、もくもく会はどのような人におすすめなのか、特徴を5つ紹介します。

1:刺激が欲しい人

家と職場を行き来しているばかりでは、生活が単調になってしまいモチベーションが低下しがちです。見慣れた環境とは違い、やる気も志も高い人が集まりやすいもくもく会に参加すれば、新しい刺激や空気を取り入れることが可能です。

刺激を受けることで、さらなるキャリアアップや転職などのステップアップにもつながるでしょう。

2:家ではなかなか集中できない人

家で仕事をしていると、ゲームやスマホ、マンガ本などに気を取られる人は多いでしょう。また、ミスに気付かないまま作業を進めてしまう可能性もあります。

もくもく会では気が散る原因となるものは持ち込めませんので、おのずと集中力を高められるでしょう。他人の目があることは、背筋を正して作業することにもつながります。

3:人脈を作りたい人

もくもく会は基本的には個人作業の場ではありますが、積極的に交流をはかることもできます。社外での人脈を広げる目的で参加する人も多いので、人との交流が苦手でなければ、人脈作りをしたい人にピッタリです。

4:週末を勉強に使いたい人

仕事しながら転職やスキルアップを考える人にとって、週末に時間をたっぷり使える人が多いでしょう。週末のまとまった時間を将来に向けて活かしたい、使いたいと考える人にも、もくもく会はおすすめです。

もくもく会は定期的に開催されているものが多いので、週末をもくもく会の参加日に当てれば、時間を無駄にすることなく勉強の習慣が付けられます。

5:他の人がいても集中できる人

一人で勉強や作業するよりも、まわりに他人がいる方がはかどった経験のある人も多いでしょう。他の人がいる環境は、人の目によってほどよい緊張感が生まれたり、ダラダラせずに姿勢を正し集中したりできるタイプの人に合っています。

もくもく会は複数人で集まって勉強や作業するのが目的ですので、物音や人の声が気になり集中できないタイプの人には厳しいでしょう。

もくもく会参加時の知っておきたい3つのマナーとルール


同じ目的を持った複数人で集まり、黙々と作業するもくもく会は基本的に自由参加ですが、いくつか注意点もあります。

ここからは、もくもく会に参加する際に知っておくべきマナーやルールにはどのようなものがあるのか紹介します。

1:過剰な宣伝行為

もくもく会では、各自の会社や取り組んでいるイベントなどの宣伝行為に注意しましょう。会のホームページなどに宣伝行為が特に禁じられておらず、可能と書かれていても過剰な宣伝行為や告知、勧誘は参加者の迷惑になります。

このような行為があると、会の雰囲気によっては参加の継続が難しくなりかねませんので、節度ある行動を心がけるのが理想的です。

2:他の人のサイトなどに迷惑をかけること

前向きな目標に向かって、一緒に勉強や作業するもくもく会は、相手のサイトを不安定にしたり負担をかけたりする迷惑行為をしてはなりません。

社会のために役立つ知識や技術を身に付けたり、スキルアップしたりできる人脈作りが目的だということを忘れないようにしましょう。WEBスクレイピングやクローリングなどをするのは、本人の悪意あるなしに関わらずNGです。

3:他の参加者へ執着すること

もくもく会で、わからない事を質問したり交流を深めるコミュニケーションがとれたりしますが、あくまでも他人への迷惑にならない範囲、程度を心がけることが大切です。

複数人での作業なのに、特定の人に執着し続けたり、初参加で積極的に話しかけ過ぎたりして活動に支障を及ぼさないよう、距離感や空気を読むように気を付けましょう。

勉強が捗り人脈も広がるもくもくの会


もくもくの会に参加すれば、他の参加者が頑張る姿が良い刺激になり、勉強が捗りやすいです。自分と同じ目標を持つ人や似た境遇の人と出会えるメリットもあります。

さまざまな趣旨のもくもくの会があるので、興味がある方はぜひ参加してみてください。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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