エンジニアとして働くうえで強みとなるのが「資格」です。未経験者やフリーランスエンジニアは、就職や転職の際に自分の持っている知識やスキルを企業にアピールすることができます。応募者の情報をひと目で判断できるのが資格であり、エンジニアの武器になります。
この記事の目次
未経験者におすすめエンジニア資格
エンジニア未経験者におすすめの資格には、「ITパスポート」と「基本情報技術者試験」が挙げられます。
■ITパスポート
ITパスポートはエンジニアに限らず、ITを活用するすべての社会人が備えておくべき基礎知識を証明する国家資格です。
ITを正しく理解して、業務的に効果的に利活用することができる力が身につきます。
IT業界未経験者が取得しておくと、ITの知識が身につくことはもちろん、新しい業界に入る熱意が伝わります。入社後、難しいIT業界の用語に対応しやすい点もメリットです。
■基本情報技術者試験
IT業界はもちろん、一般的にも認知度が高い資格試験で、「ITパスポート」のレベルが一つ上がったイメージです。基本情報技術者試験はIT業界ではエンジニアの登竜門と呼ばれるほど、業界で働く上で必要となる知識が幅広く出題されます。
自分の知識を証明するには十分な資格ですので未経験者にとっては、面接で強い武器になるのではないでしょうか。
プログラマにおすすめ「Oracle認定Javaプログラマ」
オラクル社が主催のJava知識とスキルをレベル別に認定するベンダー試験です。Javaに関する資格の中では最もメジャーな資格といわれており、スキルを証明するには最適です。
この資格の有効期限はありませんが、Javaのバージョンに合わせて試験もバージョンアップするので新バージョンの試験がリリースされるたびに、旧バージョンは古い資格となるのが1つの特徴です。
試験のグレードは「Bronze」「Silver」「Gold」に分かれており、「Silver」以上のレベルを取得すると全世界で通用といわれています。
インフラエンジニアにおすすめ「Microsoft認定資格」
マイクロソフト社が主催する全世界に共通する大人気資格の1つで、製品に関する知識とスキルをレベル別に認定する試験です。求人の企業情報に有資格者数を掲載している企業も多く、エンジニアにとって重要な資格であることが分かります。
MCPと呼ばれるこの試験には、グレードが「アソシエイトレベル(MCSA)」と「エキスパートレベル(MCSE・MCSD)」の2段階あります。下位にあたるエントリーレベルとしてMTAという試験も存在します。
未経験者におすすめなのはエントリーレベルである「MTA」で、業界に対する熱意を伝える証明になります。
業務経験のあるエンジニアにおすすめの資格は「MCSA」「MCSE」です。特に、MCSEはIT技術者が目指すべきレベルの試験といわれており、定められた用件に従いシステムやアプリの設計が可能であることが認定されます。
エンジニアにとって資格は1つの武器になる
未経験者にとっても、フリーランスエンジニアにとっても、資格を取得することは転職の際に武器となります。自身のスキルを証明するだけでなく、仕事に対する熱意も伝えることが可能です。資格の取得は簡単なことではありませんが、いざというときに強い武器になるでしょう。
この記事の監修者・著者
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未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
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