AWSエンジニアの将来性は?年収と必要なスキル6つをご紹介!

 
  

AWSエンジニアとは?

AWSエンジニアとは、Amazon.comが提供しているクラウドコンピューティングサービスを取り扱うエンジニアのことです。また、AWSとはAmazon Web Servicesの略称です。本記事では、そのAmazonが提供しているAWSを扱うことができるエンジニアについて概要、年収、AWSエンジニアを取得するのに必要なスキルなどについて項目別に述べていきます。

AWSにはどんなサービスがある?

AWSとはアマゾンウェブサービスの略であることは前述の通りです。AWSのサービスは175以上あり、国内だけでなく世界中のデータセンターから提供されています。AWSの主だったサービスは、計算資源、ネットワーク、ストレージとコンテンツ提供、データベース、管理、展開、アプリケーションサービス、解析、その他などに分かれます。

AWSエンジニアの仕事内容

AWSエンジニアの主だった業務内容は開発、設計、構築、運営に分かれます。そのため、インフラ系のエンジニアのスキルが必要となります。また、AWSの開発ではPythonやJavaScript、C++、PHPなど多くの言語に対応しています。

AWSエンジニアの平均年収

エンジニアはどのぐらいの年収を見込むことができる職業なのでしょうか。ここではAWSエンジニアとなった時の平均年収についてご紹介します。これからエンジニアを目指そうとしている人は、AWSエンジニアの平均年収を知り、将来を考えて就職活動をしていきましょう。

AWSエンジニアの年収は高収入?

AWSエンジニアを含むインフラ系エンジニアの資格には、企業が実施しているベンダー系と国が実施している国家資格の2通りがあります。インフラ系のエンジニアの最上級を取得している場合、年収は600万前後と言われています。インフラ系の国家資格で難関な応用情報処理技術者の資格を持ち、活用している場合で年収は500~700万前後でしょう。AWSの平均年収も他のインフラエンジニアと大きく変わらず、年収500万前後といわれています。ただし、スキル次第では年収が1000万になる可能性があります。

AWSエンジニアの年収が高い理由

AWSエンジニアとしてのスキルだけでなく、今までの経験値などを考慮するとAWSエンジニアの年収が高くなる傾向があります。AWSエンジニアは、インフラ系の知識や経験をすでに積んだエンジニアがAWSエンジニアとして知識を得て働く場合が多いので、年収が高くなりやすいと考えられます。

業務を兼任している

AWSエンジニアは、AWSを取り扱うだけのエンジニアとして働くことは少ないでしょう。同じIT業界で他のインフラ系エンジニアとしてネットワークエンジニア、サーバ構築など兼業をしていることがほとんどです。そのため手当てがつき、年収が高くなることが多いと言えます。

高い知識とスキルが求められる

AWSエンジニアに限らず、インフラ系のエンジニアになるには、相当なスキルが必要です。インフラ系のエンジニアの知識やエンジニアとして働いたことがない人が、いきなりAWSエンジニアとして勤務することは難しいでしょう。インフラ系の知識、経験を積んだエンジニアがAWSについて学び、AWSエンジニアになるので、その人の持っているスキルに応じて年収が高くなります。また、AWSエンジニアはすでに社会人経験がある人がなることが多いために、今までの経験が年収として考慮されるため、他のエンジニアよりもAWSエンジニアの年収が高くなりがちです。

AWSエンジニアに必要なスキル6つ

AWSエンジニアとして働くには、どのようなスキルが必要となるのでしょうか。AWSエンジニアに求められるスキルを6つにわけましたので、それぞれ項目別にみていきましょう。

スキル1:AWSに関する知識

AWSエンジニアとして必要なスキルの1つに、AWSが提供しているサービス全般に関する基礎的な知識があります。AWSクラウドとは何であるかを説明ができたり、AWSクラウドのベーシックなアーキテクチャ原理、セキュリティとコンプライアンスについて説明できる、などです。

スキル2:インフラ系の知識

AWSの年収のところでも触れましたが、全くインフラ系の知識がない人、インフラ系エンジニアとして働いたことがない人がAWSエンジニアになるのは、難しいと言えます。AWSエンジニアになるには、ベースとなるインフラ系の知識とAWSのインフラ系スキルが必要になります。AWSエンジニアとして必要なインフラ系のスキルは、ネットワーク、データベース、AI学習などがあります。

スキル3:仮想化の基本的な知識

AWSエンジニアには、高度なネットワーキングを構築できるなどの専門的な知識が求められることが多いです。インフラ系エンジニアはサーバー寄りの知識を多く必要とされますが、AWSではさらにVPNなどのネットワークエンジニア系のスキルも求められます。

スキル4:セキュリティの知識

AWSエンジニアに必要なスキルにセキュリティに関するスキルがあります。AWSを安全に利用するためにも運用・管理スキルが求められます。そのためには、インターネットプロトコルの知識や、セキュリティーサービスの機能などを知っている必要があります。

スキル5:ビッグデータに関する知識

AWSエンジニアに必要なスキルの1つに、データベースの運用スキルがあります。データベースソリューションを理解したうえで、設計や管理、データのセキュリティ保護に関する知識なども必要となります。データベーステクノロジー全般に高いスキルがあると、AWSエンジニアとしても問題なく業務を遂行できるでしょう。

スキル6:機械学習に関する知識

AWSエンジニアに必要なスキルの1つに、機械学習・AI学習に関するソリューション設計やデプロイの知識などがあります。基本的なアルゴリズム、デプロイの運用についての知識をもっていると、AWSエンジニアとしてクラウドを使っての機械学習サービスを構築し、提供できるでしょう。

AWSエンジニアの将来性

AWSエンジニアは、すでにインフラエンジニアとして働いているなど、知識がある人がさらにステップアップするために学ぶことが多いため、習得は簡単ではありません。しかしながら、高度なスキルを持ち合わせていることから、年収の高さが期待できる職業です。AWSを使う企業も増えていますし、ネット社会は今後も発展し続けることを考えると、将来性は有望だといえます。

AWSエンジニアの需要

AWSだけを取り扱うという点では、需要が多いとは言い切れない状況です。しかし、インフラ系またはネットワーク系エンジニアにプラスしてAWSのスキルがあるということで、就職活動の時に有利になることが考えられます。AWSエンジニアとしての働きに限ってしまうと需要そのものは多くないですが、AWSのスキルがあるエンジニアとしての需要はあるといえます。

将来性のあるAWSエンジニアを目指しましょう

AWSはインフラ系エンジニアが取り扱うサービスの1つです。AWSエンジニアとして限ってしまうよりも、幅広い視野をもつことでエンジニアとしての将来がさらに開けることでしょう。エンジニアとしてAWSに関してのスキルを得たうえで、就職をする時や転職する際にはAWSエンジニアであることも十二分にアピールしましょう。

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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