2020/12/17

2019年4月から本格始動!転職する前に知っておきたいIT業界の働き方改革について

 
  

働き方改革が本格的に始まりましたが、IT業界における取り組みはどのようになっているのでしょうか。
ここではIT業界のストレス要因と、IT業界における働き方のトレンドをメインに紹介します。

IT業界はストレスが大きい?


「厚生労働省のIT業界の働き方・休み方の推進『何故、働き方改革が必要なのか?』」のページによると、労災が支給された事案からは「厳しい納期」、「顧客対応」、「急な仕様変更」等、顧客からの要望に対応するための業務の負担が大きいことがわかっています。

労働者自身へのアンケートでも、所定外労働や長時間労働が多い理由として、「トラブル等の緊急対応」、「顧客対応」、「仕様変更」、「納期・予算に無理がある」等が挙げられています。
これだけでも負荷が大きい業界であることがわかりますが、他にも「客先常駐」「多重下請構造」等のストレス要因が存在します。

また、複数人でプロジェクトを行うことが多く、企画プロセスが不十分だと後の工程に悪影響が発生し、時間外労働等が増えるケースも散見されます。
関係者のコミュニケーション不足やそれが元で発生する長時間労働の多さがITエンジニアのストレス要因と一般的に認識されています。

世界のIT業界との比較とトレンド

日本では70万人以上がITサービス企業で技術者として働いていますが、中国とインドではそれぞれ140万人を超えています。
ITは企業活動に欠かせないものとなったため、IT企業でない企業でも多くのITエンジニアが活躍しており、その数はアメリカでは230万人、中国では65万人を超えています。
日本では26万人以上がIT企業以外でITエンジニアをしているようです。
将来は優れたITの提供に加えて、ITを活用する方にもITエンジニアを置き、新しいビジネスモデルや市場の創出が期待されています。
この期待に応えるためもあって、IT業界では業界団体が中心となって長時間労働の是正や年次有給休暇の取得推進、柔軟な働き方の実現に力を入れています。
柔軟な働き方の具体例としては、テレワーク・副業・兼業・フリーランス等が挙げられます。
柔軟な働き方を実現することでワーク・ライフ・バランスを実現し、多様な人材の活躍や生産性の向上を目指すことが、昨今のトレンドとなっています。

ワーク・ライフ・バランスの実現がIT業界のトレンド

働き方改革の影響はIT業界にも及んでおり、柔軟な働き方の実現とワーク・ライフ・バランスへの取り組みが業界内で活発になっています。
転職の際にはこういったトレンドも押さえておきましょう。

ITエンジニアへのキャリアチェンジならキャリアチェンジアカデミー

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞

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