IT系の資格にはたくさんの種類がありますが、中でも注目したいのがAzureの認定資格です。
現在普及が進んでいるクラウドを学ぶことで、IT業界で必要とされる人材になれるといえるでしょう。
ここではAzure関連のMCPとAzure初心者におすすめの認定資格についてご紹介します。
※本記事執筆時点(2019年5月24日)での情報です。
Azure関連のMCPについて
Azureとはマイクロソフトが提供するクラウドプラットフォームのことで、世界規模でサービスを提供しています。
そしてMCPとはマイクロソフト認定プログラム(Microsoft Certification Program)のことであり、マイクロソフト製品に対する技術やスキルを認定しています。
IT系の資格の中でも、Azure関連のMCPは非常に需要が高いといえるでしょう。
Azure関連のMCPには以下の5種類があります。
- Azure基礎(Azure Fundamentals)
- Azure管理者(Azure Administrator Associate)
- Azure開発者(Azure Developer Associate)
- Azure DevOpsエンジニア(Azure DevOps Engineer Expert)
- Azureアーキテクト(Azure Solutions Architect Expert)
このようにロールベース別の認定資格となっており、それぞれ内容や合格基準が異なります。
Azure基礎はベーシックな知識を確認する認定資格であり、AZ-900に合格することで取得できます。
Azure管理者の取得のためにはAZ-103(Azure管理者アソシエイツ)、Azure開発者取得のためにはAZ-203(Microsoft Azureの開発ソリューション)に合格しなければいけません。
そしてAzure DevOpsエンジニア取得には、Azure管理者またはAzure開発者を取得していることとAZ-400(Microsoft Azure DevOpsソリューション)に合格することが条件です。
最後に、AzureアーキテクトはAZ-300(Microsoft Azure Architect Technologies)とAZ-301(Microsoft Azure Architect Design)に合格することで取得が可能となります。
Azure初心者向けの認定資格
Azure関連のMCPの中で初心者におすすめなのはAzure基礎です。
この資格を取得するための必須試験はAZ-900(Microsoft Azure Fundamentals)であり、基本的なタスクを遂行するスキルがあるかどうかをテストします。
主要トピックとしては「Cloudのコンセプトを理解」、「Core Azure Serviceを理解」、「セキュリティ、プライバシー、コンプライアンス、信用について理解」、「Azureの料金プランとサポートについて理解」の4つがあり、合格のためには満遍なく対策するべきだといえるでしょう。
Azure基礎を取得するための一般的な流れとしては、まずは試験に合格するためにインストラクター指導のオンライントレーニングなどを受けます。
トレーニングが終わったら、模擬試験を受けて習熟度と合格可能性を確認します。
そして、十分に準備ができたと思った時点で受験スケジュールを決めて試験に臨みます。
Azure基礎を受験して基礎を固めよう
クラウドについて学ぶことは、ITエンジニアとして非常に重要だといえます。
まずは、Azure基礎を受験して基本的な知識を確かめるところから始めてみてはいかがでしょうか。
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この記事の監修者・著者

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未経験からITエンジニアへのキャリアチェンジを支援するサイト「キャリアチェンジアカデミー」を運営。これまで4500人以上のITエンジニアを未経験から育成・排出してきました。
・AWS、salesforce、LPICの合計認定資格取得件数:2100以上(2023年6月時点)
・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
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